【初心者向け】独自ドメインの取得費と維持費を徹底解説!相場も紹介

はじめて独自ドメインを取得する方向けに、必要な費用を具体例を使ってわかりやすく説明します。
当記事をよめば、ドメイン費用で損することは無いです。


独自ドメインを無料で使えるレンタルサーバー
独自ドメインの費用について説明する前に、知っておいてほしいことがあります。
それは下記レンタルサーバーに『独自ドメインを無料で使える特典』があることです。
↓ 独自ドメインを無料で使える特典

出典:エックスサーバー
そして『独自ドメインを無料で使える特典』は、ドメイン費用のことを知らなくても利用できることです。
独自ドメイン無料特典については下記ページをご覧ください。
»» レンタルサーバーで独自ドメインを無料で使う方法を分かりやすく解説!
人気ドメインの年間費用

下記リストは、人気ドメインを利用するために必要な金額をまとめたものです。
ドメイン | 年間費用 |
---|---|
.com | 1,298円 ~ 2,068円 |
.net | 1,518円 ~ 2,310円 |
.info | 1,628円 ~ 3,410円 |
.org | 1,518円 ~ 2,310円 |
.jp | 3,100円 ~ 3,733円 |
.co.jp | 4,136円 ~ 7,678円 |
※2023年6月19日時点。参考:人気ドメイン会社の料金比較。1番安い会社を紹介
ドメイン取得日から1年間は、通常よりも料金が安い
ドメイン取得日から1年間の費用は、先ほど紹介した金額よりも安いです。具体的には以下のとおりです。
ドメイン | 年間費用 |
---|---|
.com | 0円 ~ 2,068円 |
.net | 0円 ~ 2,310円 |
.info | 280円 ~ 3,410円 |
.org | 860円 ~ 2,310円 |
.jp | 330円 ~ 3,733円 |
.co.jp | 4,060円 ~ 5,720円 |
※2023年6月19日時点。参考:人気ドメイン会社の料金比較。1番安い会社を紹介
独自ドメインを利用するための費用は3種類
独自ドメインを利用するための費用は下記3つに分けることが出来ます。
- ドメイン取得料
- ドメイン更新料
- Whois情報公開代行料
ここからは上記3つについて詳しく説明していきます。
1. ドメイン取得料:はじめに1度だけ支払う費用

ドメイン取得料は、ドメインを取得するときに1度だけ支払う費用です。金額は下記2つの組み合わせで違います。
- ドメイン管理会社
- ドメイン末尾(.com .net .jpなど)
具体的には以下のとおりです。
「.com」の料金比較リスト
※2023年6月19日時点
-
ドメイン末尾の料金比較
ドメイン末尾 | 価格 |
---|---|
.com | 0円 |
.info | 280円 |
.org | 860円 |
.co.jp | 4,060円 |
※2023年6月19日時点。金額はすべて「お名前.com」のもの。
-
ドメイン取得料には 契約期間分の利用料が含まれている
独自ドメインを取得するときには契約期間を設定します。

ドメイン取得料を払うと契約期間中ドメインを無料で使えます。たとえば下記内容で独自ドメインを取得するとします。
- ドメイン:sample.com
- 取得料 :1,000円
- 契約期間:2020年1月1日〜2020年12月31日
この場合ドメイン取得料1,000円を払うと「2020年1月1日〜2020年12月31日」の間、 sample.com を無料で使えます。
2. ドメイン更新料:契約期間を延長するための費用(維持費)

ドメイン更新料は、契約期間を延長するときに支払う費用です。たとえば下記契約をしているとします。
- ドメイン:sample.com
- 契約期間:2020年1月1日 〜 2020年12月31日
そして上記契約が終わった後(2021年1月1日以降)も sample.com を使うとします。この場合に必要な費用をドメイン更新料といいます。
ドメイン更新料は下記2つの組み合わせで違います
- ドメイン管理会社
- ドメイン末尾(.com .net .jpなど)
具体的には以下のとおりです。
「.com」の料金比較リスト
会社 | 「.com」の料金 | 「.co.jp」の料金 |
---|---|---|
Xserverドメイン | 1,298円 | 4,136円 |
お名前.com | 1,408円 | 7,678円 |
スタードメイン | 1,500円 | 4,160円 |
ムームードメイン | 1,728円 | 4,378円 |
バリュードメイン | 1,804円 | 4,969円 |
ゴンベエドメイン | 2,068円 | 5,720円 |
※2023年6月19日時点
3. Whois情報公開代行料:個人情報を非公開にするための費用

独自ドメインを取得すると、自分の住所や電話番号をインターネット上に公開する必要があります。
Whois情報公開代行料を支払うと、自分の個人情報を非公開にすることが出来ます。
»»» 参考:Whois情報公開代行とは
Whois情報公開代行料は、ドメイン管理会社ごとに違います。具体的には以下のとおりです。
※2023年6月19日時点
サービス内容は同じ
Whois情報公開代行サービスの内容は、どのドメイン管理会社も同じです。具体的には契約者の個人情報を非公開にします。
まとめ
ドメインを取得をしてから契約期間が終わるまでの費用
独自ドメインを下記内容で取得したとします。
- ドメイン名:sample.com
- ドメイン取得日:2020年1月1日
- 契約期間(ドメインを利用できる期間):2020年1月1日〜2020年12月31日
この場合、2020年12月31日に必要な費用は下記2つの合計です。
- ドメイン取得料
- Whois情報公開代行料
下記参照。
ドメイン会社 | ドメイン取得料 | Whois情報公開代行料 | 合計費用 |
---|---|---|---|
A | 1,500円 | 0円 | 1,500円 |
B | 1,000円 | 1,000円 | 2,000円 |
金額はドメイン末尾、ドメイン会社ごとに違う
ドメイン取得料およびWhois情報公開代行料は下記2つの組み合わせで違います。
-
ドメイン契約を延長する場合の費用(維持費)
下記内容で契約しているとします。
- ドメイン:sample.com
- 契約期間:2020年1月1日 〜 2020年12月31日
そして上記契約が終わった後(2021年1月1日以降)も sample.com を使うとします。この場合に必要な費用は下記2つの合計です。
- ドメイン更新料
- Whois情報公開代行料
下記参照。
ドメイン会社 | ドメイン更新料 | Whois情報公開代行料 | 合計費用 |
---|---|---|---|
A | 2,000円 | 0円 | 2,000円 |
B | 1,500円 | 1,000円 | 2,500円 |
金額はドメイン末尾、ドメイン会社ごとに違う
ドメイン更新料およびWhois情報公開代行料は下記2つの組み合わせで違います。
参考:同じドメインを使い続ける場合は、取得料より更新料を重視した方が金銭的に得

同じドメインを長期間使う場合は、ドメイン取得料よりもドメイン更新料の安さを重視した方が、金銭的に得です。
たとえば、下記2社があるとします。
A社
- ドメイン取得料 … 0円
- ドメイン更新料 … 2,000円(年間)
B社
- ドメイン取得料 … 1,000円
- ドメイン更新料 … 1,000円(年間)
そして上記2社で独自ドメインを5年間使うとします。この場合のドメイン費用は以下のとおり。
5年間のドメイン費用
- A社 … 8,000円
- B社 … 6,000円
このように同じドメインを使い続ける場合は、ドメイン取得料よりもドメイン更新料(維持費)を重視した方が金銭的に得です。
-
ドメイン移管料は、ドメイン管理会社を変更するための費用

独自ドメインの管理会社は変更できます。
たとえば『お名前.com』で独自ドメインを取得したとします。この場合ならばドメイン管理会社を『ムームードメイン』や『エックスサーバードメイン』に変更できます。
ドメイン管理会社を変更するときには、変更するドメイン管理会社に手数料を払う必要なあります。この手数料のことをドメイン移管料と言います。
なお変更前のドメイン管理会社に支払う費用はないです。先ほどの具体例の場合だと『お名前.com』に支払う費用はないです。
金額は、ドメイン管理会社とドメイン末尾で違う
ドメイン移管料は下記2の組み合わせで違います。
- ドメイン管理会社
- ドメイン末尾(.com .net .jpなど)
具体的には以下のとおりです。
会社 | 「.com」の料金 | 「.co.jp」の料金 |
---|---|---|
Xserverドメイン | 1,298円 | 4,136円 |
お名前.com | 1,012円 | 1,320円 |
スタードメイン | 1,200円 | 4,100円 |
ムームードメイン | 1,728円 | 4,378円 |
バリュードメイン | 1,804円 | 4,969円 |
ゴンベエドメイン | 2,068円 | 5,720円 |
※2023年6月24日時点
参考:サービス維持調整費とは

ドメイン会社のなかには、公式サイトに「サービス維持調整費」という文言を使っているところがあります。
サービス維持調整費は、通常料金に上乗せする金額のことです。下記参照。
通常料金 + サービス維持費
具体例…1000円+100円
サービス維持調整費が発生するタイミング
サービス維持調整費が発生するのは次のような場合です。
- 急激に電気代が上がった
- 急激に円安になった
上記が起こるとドメイン会社の費用が増えます。そのためドメイン会社は下記のどちらかを選択することになります。
- ①料金を変えないで、サービスの質を落とす
- ②料金を上げて、サービスの質を維持する
②を選んだ場合にサービス維持調整費が発生します。下記参照。
通常料金 + サービス維持費
-
なお下記状況が発生する前の状態に戻ると、サービス維持調整費は0円になります。
- 急激に電気代が上がった
- 急激に円安になった
サービス維持調整費の有無
※2023年8月1日時点
有り
会社名 | 根拠 |
---|---|
![]() |
サービス維持調整費とは? |
![]() |
ドメインご契約のお手続き時の「サービス維持調整費」導入に関するご案内 |
![]() |
【 重要 】2023年7月ドメイン価格についてのお知らせ |
![]() |
【重要】2023年7月のサービス維持調整費についてのお知らせ |
無し
会社名 |
---|
![]() |
![]() |
料金表に、サービス維持調整費込みの金額を記載していない会社
「サービス維持調整費の有無」で紹介したドメイン会社はすべて、公式サイトにドメイン料金一覧を掲載しています。
料金にサービス維持調整費を含めているかどうかは、ドメイン会社ごとに違います。下記参照。
- 通常料金のみの金額
- 通常料金とサービス維持調整費を足した金額
通常料金のみの金額を掲載しているのは下記2つ。
その他は、通常料金とサービス維持調整費を足した金額を掲載しています。
確認方法
料金表の金額にサービス維持調整費が含まれているかどうか確認する方法は、下記2つを見比べることです。
- 料金表の金額
- 契約申し込み画面にある支払い料金
↓ ムームードメイン契約申し込み画面

参考:お名前.comとムームードメインのサービス維持調整費
↓ 表はスクロール出来ます
ドメイン会社 | サービス維持調整費 |
---|---|
![]() |
料金ページの金額 × 20.5% »» 根拠 |
![]() |
「料金ページの金額から税金を抜いたもの」× 20.5% »» 根拠 |
補足:独自ドメインの利用を止めるときに費用は発生しない
独自ドメインの利用を止めるときに費用は発生しません。たとえば下記契約をしているとします。
- ドメイン:sample.com
- 契約期間:2020年1月1日 〜 2020年12月31日
そして上記契約が終わった後(2021年1月1日以降)は sample.com を利用しないとします。この場合ドメイン費用は発生しません。
以下根拠です。
↓ エックスサーバードメイン
解約に料金はかかりますか?
ご利用期限内解約を申請いただきました場合、解約料金は一切必要ございません。
-
↓ お名前.com

↓ 上画像の該当箇所を抜粋
ドメイン廃止にともなう解約料金は発生いたしません(後略)
※問い合わせ日:2020年7月30日
-
↓ ムームードメイン

↓ 該当箇所を抜粋
解約料金は必要ですか?
不要です。
-
なお「解約料金 不要」という根拠があるのは上記3社だけです。しかし他のドメイン会社も「解約料金 不要」と考えます。理由は次のものです。
解約金が発生するのは、契約期間中に解約した場合のみだから
解約料金について気になる方はドメイン会社に確認してください。
以上で当記事はおわりです。
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