ドメイン名を決める時の3つのポイント

当記事は、ドメイン名の前半部分(上画像の赤線)を決めるときのポイントを紹介したものです。
先に結論を言っておくと、ドメイン名を決めるときのポイントは下記 3点です。
3つのポイント
- どんなサイトか分かるようにする
- 短くて覚えやすいものにする
- 日本語ドメインを使用しない
上記ポイントを全て満たすドメイン名にすれば、下記効果が期待できます。
期待できる効果
- 閲覧者(ユーザー)に悪い印象を与えない
- SNSでのクリック率が上がる
なお、ドメイン名は検索順位に影響しません。
»»» ドメイン名は検索順位(SEO)に影響しない!その根拠を紹介
ドメイン名の後半部分について知りたい方は、次の記事をご覧ください。
ドメイン名を決めるときの 3つのポイント
先述したように、ドメイン名を決める時のポイントは下記 3つです。
3つのポイント
- どんなサイトか分かるようにする:サイト名が無難
- 短くて覚えやすいものにする
- 日本語ドメインを使用しない
上記ポイントを全て満たすドメイン名にすれば、下記効果が期待できます。
期待できる効果
- 閲覧者(ユーザー)に悪い印象を与えない
- SNSでのクリック率が上がる
ここからは、上記内容について詳しく説明していきます。
以上で、ドメイン名を決めるときの 3つのポイントは終了です。
1. どんなサイトか分かるようにする:サイト名が無難

ドメイン名を決めるときの一つ目のポイントは、「どんなサイトか分かるようにする」ことです。
たとえば、次のような感じです。
「西田花店」のドメイン名
nishida - flower.com
nishida … 西田
flower … 花
サイト名をドメイン名にするのが無難な理由:有名サイトと同じ形式

特別なこだわりがなければ、先ほど紹介した具体例のように「サイト名をそのままドメイン名にする」ことをおすすめします。
なぜかというと、多くの有名サイトのドメイン名が、この形式だからです。
有名サイトのドメイン形式は多くの人にとって「見慣れたもの」です。
同じドメイン形式にしておけば違和感を感じる人はいません。
違和感を持たなければ、ドメイン名から悪い印象を持つ人はいません。
したがって、特別なこだわりがなければ、先ほど紹介した具体例のように「サイト名をそのままドメイン名にする」ことをおすすめします。
サイト名をドメイン名にしている「有名サイト」

参考までに、有名なウェブサイト(ホームページ)でサイト名をそのままドメイン名にしているところを紹介します。
それは、以下のサイトです。
- アマゾン … amazon.co.jp
- 価格.com … kakaku.com
- 食べログ … tabelog.com
- Apple … apple.com
- Google … agoogle.com
サイト名を省略してドメイン名にしている「有名サイト」

有名サイトのなかには、サイト名の一部を省略してドメイン名にしている所もあります。それは、以下のサイトです。
- 楽天市場 … rakuten.co.jp
- ZOZOTOWN … zozo.jp
- Yahoo! JAPAN … yahoo.co.jp
ドメイン名を見てホームページ閲覧者が持つ悪い印象

ドメイン名を「どんなサイトか分かる」ようにしていないと、ホームページ(ブログ)閲覧者に以下のような悪い印象を持たれます。
- センスがない…
- 危険および怪しいサイト?
ちなみに、ここでいう危険および怪しいサイトとは以下のものです。
- 通販サイト … 商品を送ってこない、商品が偽物
- コンピュータウイルスに感染するサイト
- 個人情報を「悪用する目的」で集めているサイト
悪いドメイン名の具体例
ユーザーに悪い印象を与えるドメイン名の具体的な例を紹介します。
それは、以下のものです。
「西田花店」のドメイン
- nisida-tarou.com
- 0312345678
- pink.com
上記ドメイン名をみて、どのように感じましたか?
おそらく、次のように感じたのではないでしょうか。
- 意味不明
- センスがない…
- 危険および怪しいサイト?
具体例として紹介したようなドメインが、ユーザーに悪い印象を与えるドメインです。
注意点:みんなに意味が分かるドメイン名にする
ちなみに、先ほど具体例として紹介したドメイン名には、以下の意味があります。
「西田花店」のドメイン
- nisida-tarou.com ← 店主の名前
- 0312345678.com ← 店の電話番号
- pink.com ← 店主の好きな色
ただ、上記の意味がわかるのは少数です。
したがって、このようなドメイン名にするべきではありません。
ドメイン名を決めるときは、その「ドメインに含まれた意味」がみんなに分かるものにすることが重要です。
以上で、1. どんなサイトか分かるようにする:サイト名が無難、は終了です。
2. 短くて覚えやすいものにする:理由は2つ

ドメイン名を決めるときの二つ目のポイントは、できるだけ短くて覚えやすいものすることです。
その理由は次の2つです。
- 入力する人にストレスを与えない
- 見た目がスッキリとして良い印象を与える
上記2つの理由について順番に説明していきます。
理由 1:入力する人にストレスを与えない

ドメイン名を短くて覚えやすいものにする一つ目の理由は、URLを入力する人にストレスを与えないためです。
たとえば、次のような長すぎるドメイン名があるとします。
長すぎるドメイン名
tk-create-website-and-seo-service.com
そして、上記のドメイン名が記載された名刺を渡されたときに、
うちの会社のホームページを、ぜひご覧ください。
ここに、あるのが ホームページのURL(ドメイン)です。
と言われたとします。
このような場合、あなたは、どのような気持ちになりますか?
おそらく、ほとんどの人が「ドメイン長すぎ。入力するの面倒くさいな…」と感じるはずです。
このように、長すぎるドメイン名はユーザーに嫌われます。
さらに、打ち間違えも増えるためユーザーに不快感を与えます。
これが、ドメイン名は短くて覚えやすいものにする一つ目の理由です。
理由 2:見た目がスッキリとして良い印象を与える

ドメイン名を短くて覚えやすいものにする二つ目の理由は、見た目がスッキリして良い印象を与えることができるからです。
具体例で説明します。
まず、以下のドメインを見比べて見てください。
- tk-create.com
- tk-create-website-and-seo-service.com
どちらが「良い」と思いましたか?
おそらく、ほとんどの人が「tk-create.com」を良いと感じたのではないでしょうか。
また、長すぎるドメイン名をみて「ダサい…」と感じませんでしたか?
このように、長いドメイン名よりも短いドメイン名の方が「見た目がスッキリして良い印象を与えることが多い」です。
これが、ドメイン名を短くて覚えやすいものにする二つ目の理由です。
以上で、2.ドメイン名は短くて覚えやすいものにする、は終了です。
3. 日本語ドメインは使用しない:理由は文字化けするから

ドメイン名を決めるときの三つ目のポイントは、日本語ドメインを使わないことです。
なぜかというと、Facebook や Twitter(以下、SNS)などに表示された時に、ドメイン名が「文字化け」するからです。
もう少しいうと、文字化けすることによりSNSでのクリック率が下がるからです。
具体例:日本語ドメインの文字化け
日本語ドメインが、SNSで表示された時に「文字化け」する具体例を紹介します。
それは、以下のものです。
https://日本語.jp
→ https%3A%2F%2F%E6%97%A5%E6%9C%AC%E8%AA%9E.jp
https://SEO対策.com
→ https%3A%2F%2FSEO%E5%AF%BE%E7%AD%96.com
»»» 参考:日本語URLをサクッと変換… |Tech-Unlimited
文字化けするとSNSでのクリック率が下がる理由

ドメイン名が文字化けするとSNSでのクリック率が下がる理由は、ユーザーが「怪しいサイト」や「危険なサイト」ではないかと疑うからです。
たとえば、あなたのSNSに以下のURLが表示されたとします。
https%3A%2F%2F%E6%97%A5%E6%9C%AC%E8%AA%9E.jp
あなたは、上記URLをクリックしますか?
怪しいサイトではないか、と疑ったりしませんか?
上記のように文字化けしたURLを見て「怪しいサイト」や「危険なサイト」ではないかと疑う人は少なからずいます。
これが、ドメイン名が文字化けするとSNSでのクリック率が下がる理由です。
以上で、3.ドメイン名には日本語ドメインは使用しない、は終了です。
おわりに
以上で、当記事の内容は終了です。
当記事の内容が「これからドメインを取得する!」と言う方の役に立てば嬉しいです。
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