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公開:2023年8月16日 / 更新:2023年8月18日

【初心者向け】レンタルサーバーの選び方を徹底解説!契約方法も紹介

当サイトの管理人のイラスト
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筆者:タケヨシ

ホームページに関する仕事をしています。仕事歴は10年。仕事の一環としてレンタルサーバのサービスおよび評判をチェックしています。

ホームページに関する困りごとがある方は、お気軽にご相談ください。

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1.レンタルサーバーの種類(専用サーバー、共用サーバー、VPSのどれにするか)を決める

レンタルサーバーは、下記3つに分けることができます。

  • 専用サーバー
  • 共用サーバー
  • VPS(ブイピーエス)

専用サーバー、共用サーバー、VPSの違い

専用サーバー、共用サーバー、VPS3の違いは「使用できる処理能力が保証されているか」です。具体的には以下のとおりです。

レンタルサーバーは、下記3つに分けることができます。

名称 使用できる処理能力が保証されているか
専用サーバー 保証されている
共用サーバー 保証されていない
VPS ある程度、保証されている

補足:料金の相場

名称 月額料金
専用サーバー 25,000円~
-
参考:さくらインターネットCPI
共用サーバー 100円~5,500円
-
参考:月額100円~2,200円…ロリポップ、月額400円~15,000円…独自ドメイン無料特典があるレンタルサーバープラン比較表
VPS 月額700円~-
参考:ConoHa VPS

専用サーバーとは:サーバーを1人で使う契約

専用サーバーは、サーバーコンピュータ1台を1人で使う契約です。

サーバーコンピュータ1台を1人で使うということは、常に、サーバーの処理能力をすべて使用できるということです。

共用サーバーとは:サーバーを複数人で使う契約

共用サーバーは、サーバーコンピュータ1台を複数人で使う契約です。下記具体例です。

サーバーコンピュータ1台サーバーを10人で使う

契約者1人あたりが使用できる処理能力は、保証されていません。そのため次のようなことが起きる場合があります。

契約内容…サーバーコンピュータ1台を「山田さん」と「佐藤さん」で使う

使用している処理能力

  • 山田さん…全体の70%
  • 佐藤さん…全体の30%

VPSとは:共用サーバーを専用サーバーみたいに使う契約

VPSは共用サーバーと同じで、サーバーコンピュータ1台を複数人で使う契約です。
共用サーバーとの違いは、仮想的に作った専用サーバー1台を契約者1人で使う点です。

仮想的に専用サーバーを作るときには、使用できる処理能力を設定できます。たとえば次のような感じです。

  • サーバーA……共用サーバーの処理能力を50%使える
  • サーバーB……共用サーバーの処理能力を30%使える
  • サーバーC……共用サーバーの処理能力を20%使える

VPSは仮想的に作った専用サーバー1台を契約者1人で使う契約なので、使用できる処理能力が保証されます。
上記のサーバーAを使う場合ならば、常に、共有サーバーの処理能力を50%使えます。

使用できるサーバーの処理能力は100%保証ではない

先ほど「使用できる処理能力が保証される」と言いましたが、実際は「ある程度、使用できる処理能力が保証される」です。

なぜかというと仮想的に専用サーバーを作る複数ある場合、使用できる処理能力が安定しないからです。

2.サービス(運営会社)と料金プランを選ぶ

専用サーバー、共用サーバー、VPSを提供しているサービスは複数あります。サービスごとにサポート体制やサーバーの性能が違います。

したがって自分に合ったレンタルサーバーを選ぶためには、サービスを比較する必要があります。

以下、比較すべき点です。

比較すべき点1.「ディスクスペース」または「ディスク容量」

エックスサーバー公式サイトにあるプラン一覧表、スタンダードプラン、プレミアムプラン、ビジネスプランの概要が記載されている

出典エックスサーバー

レンタルサーバーの公式サイトには「ディスクスペース」または「ディスク容量」という言葉があります。
2つの意味は同じで、レンタルサーバーに保存できるデータ量です。

ディスクスペースおよびディスク容量はレンタルサーバーごとに違います。同じレンタルサーバーでも料金プランごとに違います。

参考:独自ドメイン無料特典があるレンタルサーバープラン23個の比較表。おすすめ度も記載

-

レンタルサーバーに保存するデータとは

ウェブサイトをインターネット上で見れるようにするためには、ウェブサイトを構成しているデータをレンタルサーバーに保存する必要があります。下記参照。

ウェブサイトを構成しているデータ

  • 文字(文章)
  • 画像
  • プログラム(HTML、JavaScript、PHP)

したがって、ホームページの全データを保存できるレンタルサーバーを選ぶ必要があります。下記参照。

レンタルサーバー内に保存できるデータ量は、料金プランごとに違います。数値は公式サイトにある「ディスクスペース」または「ディスク容量」項目をみると分かります。

-

参考:ブログ記事1つあたりのデータ量

↓ブログ記事1つあたりの内容別データ量(目安)。

  • 文字だけ…0.01GB~0.02GB(1MB~2MB)
  • 文字 + 画像3枚…0.015GB~0.02GB(1MB~3MB)

※画像はホームページ用に最適化したもの(データ容量を減らしたもの)

参考:ブログ記事のデータ量を測定できるサイト… Website Speed Test 

比較すべき点2. 「転送量」または「データ転送量」

コアサーバーの料金プランCORE-X、CORE-Y、CORE-Zの比較表

出典:コアサーバー

レンタルサーバーの公式サイトには「転送量」または「データ転送量」という言葉があります。
2つの意味は同じでパソコンおよびスマホとレンタルサーバーとで送受信できるデータ量です。下記参照

  • パソコンおよびスマホから、レンタルサーバーにデータを送信
  • レンタルサーバーから、パソコンおよびスマホにデータを送信

転送量およびデータ転送量はレンタルサーバーごとに違います。同じレンタルサーバーでも料金プランごとに違います。

参考:独自ドメイン無料特典があるレンタルサーバープラン23個の比較表。おすすめ度も記載

-

送受信するデータとは

パソコンおよびスマホとレンタルサーバーとで送受信するデータは次のようなものです。

  • ウェブサイトを構成しているデータ(文章、画像、プログラム)
  • ウェブサイトにあるお問い合わせフォームに入力したデータ

↓ 参考

WEBサーバーソフトとクライアント(ウェブブラウザ)の関係を説明したイラスト

※ウェブサーバー=レンタルサーバー

-

参考:ブログ記事を1つ閲覧するときに送受信するデータ量

ブログ記事を1つ閲覧するときの内容別データ量(目安)。

  • 文字だけ…0.01GB~0.02GB(1MB~2MB)
  • 文字 + 画像3枚…0.015GB~0.02GB(1MB~3MB)

※画像はホームページ用に最適化したもの(データ容量を減らしたもの)

参考:ブログ記事のデータ量を測定できるサイト… Website Speed Test 

比較すべき点3. 「マルチドメイン」と「サブドメイン」

Yahoo! JAPANのドメイン名は「yahoo.co.jp」

レンタルサーバーの公式サイトには「マルチドメイン」と「サブドメイン」という言葉があります。2つは使用できるドメインの数です。下記参照。

項目名 意味
マルチドメイン 使用できる独自ドメインの数
サブドメイン 使用できる共有ドメインの数

参考:ドメインの種類は2つ:独自ドメインと共有ドメイン

使用できるドメインの数はレンタルサーバーごとに違います。同じレンタルサーバーでも料金プランごとに違います。

スターサーバーの料金プラン一覧表

出典:スターサーバー

参考:独自ドメイン無料特典があるレンタルサーバープラン23個の比較表。おすすめ度も記載

必要なドメインの数は、運営するウェブサイトの数

1つのウェブサイトが使用できるドメインは1つです。
したがって必要なドメインの数は運営するウェブサイトの数です。

-

参考:【初心者向け】独自ドメインの取得方法を解説!サービス選びのポイントも紹介

比較すべき点4. 「独自SSL」の料金

レンタルサーバーの公式サイトには「独自SSL」という言葉があります。独自SSLはレンタルサーバーの機能です。

ロリポップのユーザー管理画面にある「独自SSL(無料)」設定画面

ロリポップの管理画面

独自ドメインSSLを利用すると、ウェブサイトとウェブサイト閲覧者とで送受信するデータを暗号化できます。下記参照。

インターネット上でのデータのやりとりを暗号化し、第三者に情報をのぞかれたり盗まれたりしないようにするのがSSL。
出典:独自SSL|ロリポップ

独自SSLの利用料はレンタルサーバーごとに違います。下記ページで紹介されているレンタルサーバーは無料です。

参考:独自ドメイン無料特典があるレンタルサーバープラン23個の比較表。おすすめ度も記載

-

参考:独自SSLを利用するメリット

先述したように独自ドメインSSLを利用すると、ウェブサイトとウェブサイト閲覧者とで送受信するデータを暗号化できます。

送受信するデータを暗号化すると暗号してない場合よりも

  • ①検索順位が上がりやすい
  • ②ウェブサイト閲覧者に信頼されやすい

です。以下根拠です。

↓ 検索順位が上がりやすい根拠

Google はランキング シグナルとして HTTPS を使用することにしました

出典:ランキング シグナルとしての HTTPS  |  Google 検索セントラル ブログ

※HTTPS…ウェブサイトとウェブサイト閲覧者とで送受信するデータを暗号化していること

-

↓ ウェブサイト閲覧者に信頼されやすい根拠

ウェブブラウザの表示が違う。具体的には以下のとおり。

独自SSLを利用している場合

HTTPS化されているホームページを、Google Chromeで表示したときのURL欄。URLの先頭が「https」でURLの左に鍵マークが表示されている。

独自SSLを利用していない場合

HTTPS化されていないホームページを、Google Chromeで表示したときのURL欄。。URLの先頭が「http」でURLの左に「保護されていない通信」と表示されている

比較すべき点5.自動バックアップの有無

自動バックアップとは、運営会社がレンタルサーバー内のデータを保存してくれるサービスです。

自動バックアップの有無はレンタルサーバーごとに違います。同じレンタルサーバーが扱っている料金プランでも違うことがあります。

参考:ロリポップの「有料バックアップ」と「無料バックアップ」の違いを解説!

比較すべき点6. WordPressを使用できるか(必要な場合のみ)

レンタルサーバーの公式サイトには「WordPress」という言葉があります。

WordPressは、パソコンのアプリ「Word」や「Excell」みたいなものです。WordPressを利用すると、ウェブサイトおよびブログの作成と管理が簡単に行えます。

↓ WordPressのブログ記事作成画面

WordPressのブログ記事作成画面

参考:ブログから大規模サイトまで作れる CMS | WordPress.org 日本語

WordPressを使用できるかはレンタルサーバーごとに違います。同じレンタルサーバーでも料金プランごとに違います。下記参照。

ロリポップ公式サイトにあるプラン一覧表

出典:ロリポップ 

下記ページで紹介されているプランはすべて、WordPressが使用できます。

参考:独自ドメイン無料特典があるレンタルサーバープラン23個の比較表。おすすめ度も記載

比較すべき点7. サーバー速度

多くのレンタルサーバーは公式サイトで「サーバーの処理速度が高い」ことをアピールしています。下記参照。

エックスサーバー公式サイト

出典:エックスサーバー 

ConoHa WING公式サイト

出典:ConoHa WING 

サーバー速度が高いほど、問い合わせと売上が多い

サーバー速度が高いほど

  • ウェブページ表示が速い
  • 1度にたくさんの人がウェブサイトを見れる(サーバーダウンしづらい)

です。

ウェブページ表示が遅いと、ウェブサイトに訪れた人はイライラします。そしてウェブページを見るのを止めます。
ウェブページを見てもらえないと売上および問い合わせは無いです。

また1度にウェブサイトを見れる人数が多いほど、売上が上がったり問い合わせがある機会が多いです。

したがってホームページおよびウェブサイトで成果を上げたいならば、サーバー速度が高いレンタルサーバーを使った方が良いです。

サーバー速度が遅すぎるとGoogle検索での順位が上がりづらい

根拠:ページの読み込み速度をモバイル検索のランキング要素に使用します|Google 検索セントラル ブログ

-

参考:自称、サーバー速度1位のレンタルサーバー

比較すべき点8. 利用者数(国内シェア)

レンタルサーバーの利用者数は多いほど良いです。

なぜかというと利用者数が多いほど

  • サービス内容に満足している人が多い
  • 儲かるのでサービスが終了する確率が低い
  • 利用者が発信する情報が多いので、Google検索して困りごとを解決できる確率が高い

からです。

レンタルサーバーの利用者数(国内シェア)は下記ページを見ると分かります。

»»» 日本でのウェブホスティングのマーケットシェア | HostAdvice

比較すべき点9. サポート体制(問い合わせ窓口、対応時間)

エックスサーバーが提供しているサポートについての説明画像。初心者の方も安心!24時間365日サポート、と書いてある

出典:エックスサーバー

レンタルサーバには、契約者の質問に答えてくれるサービスがあります。サービス名はサポートです。

  • 質問をする手段(問い合わせ窓口)
  • 質問できる時間(受付時間)
  • 質問に対する答えがくるまでの時間

上記3つはレンタルサーバーごとに違います。同じレンタルサーバーでも料金プランごとに違います。

問い合わせ窓口で多いのは下記3つです。

  • メール
  • 電話
  • チャット

受付時間で多いのは次のものです。

  • メール…24時間365日
  • 電話…平日10時~18時
  • チャット…平日10時~18時

参考:独自ドメイン無料特典があるレンタルサーバープラン23個の比較表。おすすめ度も記載


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参考:レンタルサーバーとの契約方法

レンタルサーバーとの契約は、レンタルサーバーの公式サイトで行います。

レンタルサーバーのなかには、無料お試し期間を設定しているところがあります。無料お試し期間を設定している場合の契約方法は次のとおりです。

  1. 無料お試しを申し込む
  2. お試し期間中にサーバー費用を支払う(正式契約になる)※

契約するために必要なもの

レンタルサーバーと契約するためには下記3つが必要です。

  • 契約者情報(氏名、住所、電話番号など)
  • メールアドレス
  • 電話(実機)

メールアドレスは下記3つすべて使用できます。

  • 携帯電話のメールアドレス
  • フリーメール…「Gmail」や「Yahoo !メール」など
  • プロバイダから提供されるメールアドレス

※インターネットをするときに契約する業者。「フレッツ光」「auひかり」など。

解説記事


以上で当記事はおわりです。

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