最終更新日:2019年2月28日

ドメインパワーの調べ方・上げる方法をやさしく説明|SEO基礎

ドメインパワーは、インターネット上の無料サービスで簡単に調べることができます。

ウェブサイト「Moz」でドメインパワーをチェックした結果画面

当記事は、

ドメインパワーってなに? どうやって調べるの?

ドメインパワーを上げる具体的な方法が知りたい!

という人を対象に、ドメインパワーの基礎からわかりやすく説明しています。

当記事を読めば、ドメインパワーのことを、ひととおり理解することができます。

ドメインパワーとは

ドメインパワーとは「検索エンジンからのウェブサイトに対する評価」を数値化したものです。ドメインオーソリティーと言われることもあります。

次の画像は「Moz」のウェブサイトで、ドメインパワーを調べたものです。

ウェブサイト「Moz」でドメインパワーをチェックした結果画面

画像の赤枠部分にある「Domain Authority」がドメインパワーです。この画像の場合ならドメインパワーは「93」ということになります。

ドメインパワーの数値は 1から 100。大きいほど良い

ドメインパワーは 1から100の数値で表され、その数値が高いほど「ウェブサイトが検索エンジンから高く評価されている」という意味になります。

たとえば、次のような 2つのウェブサイトがあるとします。

  • ウェブサイトA … ドメインパワー「5」
  • ウェブサイトB … ドメインパワー「70」

この場合、ウェブサイトAよりも「ウェブサイトBの方が検索エンジンから高く評価されている」という意味になります。

ちなみに、新規ドメインのドメインパワーは「1」です。

ウィキペディアのドメインパワーは「93」

ウェブサイト「Moz」でドメインパワーをチェックした結果画面

上の画像は『ウィキペディア(Wikipedia)』のドメインパワーを調べたものです。

画像を見るとわかるように、ドメインパワーは「93」! 驚くほど高い数値です。

このようなウェブサイトは滅多にありません。『ウィキペディア』が、いつも検索結果の上位に表示されるのも納得という訳です。

ドメインパワーの注意点【Google公式情報ではない】

ドメインパワーは、Googleの公式情報ありません。SEOサービスを提供している企業が、独自のアルゴリズムを使用してウェブサイトの信頼度を数値化したものです

そのため「ドメインパワー = 検索エンジンの評価」ではありません。

ドメインパワー … SEOサービス会社が計算

検索エンジンのウェブサイトに対する信頼度 … Googleが計算


計算している企業が違うので、どの程度正しいのかが分からない

この点には注意が必要です。

ドメインパワーを信用して良いのか?

ドメインパワーを信用するかどうかは、SEOを長くしている人でも意見が分かれます。

私は「それなり」に信用できるのではないかと思っています。

もう少し言うと「ドメインパワーは検索エンジンの評価を70%以上の精度で表現できているのではないか?」と考えています。

理由は次の二つです。

①ドメインパワーがSEOをする上で全く参考にならないのであれば、誰もドメインパワーのことを話題にしないはずだから。

②検索結果の上位に表示されているウェブサイトのドメインパワーを見比べると「なるほど」と納得できるような数値になっているから。

以上のような理由から、ドメインパワーは「それなり」に信用できると思います。

ドメインパワーを気にする理由は【Googleのページランク】

ここまでに説明したように、ドメインパワーは 100%正しいとは言い切れません。

それではなぜ、SEOをしている人はドメインパワーを気にするのでしょうか?

理由はGoogleのページランク

その理由は、Googleが過去にページランクという指標を公開していたからです。

ページランクはドメインパワーと同じく「ウェブサイトの信頼度を表す」指標です。Googleが自ら計算して公開していたため、多くの人がその数値を参考にしていました。

しかし、2016年4月にGoogleはページランクの公開を廃止しました。

ドメインパワーはページランクの代わり

ページランクが公開されなくなったため「ウェブサイトに対する検索エンジンの評価」を知ることが出来なくなりました。

ページランクはGoogleが計算、ドメインパワーは民間企業が計算している

そのため、今までページランクの数値を参考にしていた人がドメインパワーを参考にするようになりました。

これが、SEOをしている人がドメインパワーを気にする理由です。

ドメインパワーの調べかた【無料】

ドメインパワーを無料で調べる方法を 2つ紹介します。

  • Moz「Link Explorer」
  • Small SEO Tools「DOMAIN AUTHORITY CHECKER」

2つの違いは「アカウト登録の有無」です。Mozはアカウント登録が必要ですが、Small SEO Toolsはアカウント登録が不要です。

Small SEO Tools「DOMAIN AUTHORITY CHECKER」の使い方

「DOMAIN AUTHORITY CHECKER」はアカウト登録が必要ありません。調べたいウェブサイトのURLを入力するだけでドメインパワーを簡単に調べることができます。

それでは、手順を紹介していきます。

1.「DOMAIN AUTHORITY CHECKER」を表示

はじめに、Small SEO Tools「DOMAIN AUTHORITY CHECKER」というウェブページにアクセスします。

2.ウェブサイトのURLを入力

SmallSEOTools社の「DOMAIN AUTHORITY CHECKER」の使い方説明1

次に、ページ中央にある「EnterURL」と書かれている入力欄(上の画像①)に、ドメインパワーを調べたいウェブサイトのURLを入力します。

入力例:https://tk-create.com/

3.『 Check Authority 』をクリック

SmallSEOTools社の「DOMAIN AUTHORITY CHECKER」の使い方説明1

URLの入力が終わったら『Check Authority』(上の画像②)をクリックします。

4.ドメインパワーが表示される

SmallSEOTools社の「DOMAIN AUTHORITY CHECKER」の使い方説明2

そうすると、上の画像のようにドメインパワーの調査結果が表示されます。

数値の見方については後述しています。

Moz「Link Explorer」の使い方

ドメインパワーがチェックできるウェブサイト「Moz」

Mozはアカウント登録が必要です。そして、無料会員の場合は 1ヶ月あたり10回までしかドメインパワーを調べることができないという制限があります。

アカウント登録や使用回数の制限があるので面倒…とは思いましたが、私は「Moz」をメインで使用しています。

理由は「ドメインパワーと言えば Moz」と言われるくらい有名なので信頼できる数値ではないかと考えているためです。

それでは手順を紹介していきます。

1. Moz「Link Explorer」を表示

はじめに、Moz「Link Explorer」というウェブページにアクセスします。

2.ウェブサイトのURLを入力

ドメインパワーがチェックできるウェブサイト「Moz」の使い方を紹介した画像

ページ中央にある「EnterURL」と書かれている入力欄(上の画像①)に、ドメインパワーを調べたいウェブサイトのURLを入力します。

入力例:https://tk-create.com/

3.『 Get free link data 』をクリック

ドメインパワーがチェックできるウェブサイト「Moz」の使い方を紹介した画像

URLの入力が終わったら『Get free link data』(上の画像②)をクリックします。

4. 初回のみアカウント登録が必要

初回のみアカウント登録するように指示されますので、登録をしてください(無料)。

必要なもの

  • メールアドレス( Gmail 可 )
  • パスワード(自分の好きなものを設定)

5. ドメインパワーが表示される

ウェブサイト「Moz」でドメインパワーをチェックした結果画面

そうすると、上の画像のようにドメインパワーの調査結果が表示されます。

ドメインパワーの数値について【見方】

ドメインパワーの調査結果の見方を説明します。

「Small Seo Tools」と「Moz」の2つの方法を紹介しましたが、見るべき項目は同じです。それは「Domain Authority」という項目です。

この「Domain Authority(ドメインオーソリティ)」の数値がドメインパワーです。

SmallSEOTools社の「DOMAIN AUTHORITY CHECKER」の使い方説明2

たとえば、上の画像のような調査結果が表示されたとします。そうすると、このウェブサイトのドメインパワーは「5」という意味です。

Domain Authority(ドメインオーソリティ)とは

Domain Authority(ドメインオーソリティ)は「ウェブサイト全体」に対する検索エンジンからの評価を数値化したものです。

Domain Authority の数値は 1から100の範囲です。20を超えると、ウェブサイトの評価はまずまずとSEOの世界では考えられています。

ちなみに、新規ドメインのDomain Authority は 1です。

Page Authority(ページオーソリティ)とは

調査結果には Domain Authority(ドメインオーソリティ)と一緒に Page Authority(ページオーソリティ)が表示さます。これが何かを説明します。

SmallSEOTools社の「DOMAIN AUTHORITY CHECKER」の使い方説明2

Page Authority(ページオーソリティ)は「ウェブページ 1ページ単位」に対する検索エンジンからの評価を数値化したものです。

Domain Authority との違いをわかりやすく表すと、次のようになります。

  • Domain Authority … ウェブサイト全体の評価
  • Page Authority … ページ単体の評価

被リンクが多いページほどPage Authorityの数値が高くなります。

ちなみに、Page Authorityについては、ほぼ気にする必要はないかと思います。

「DOMAIN AUTHORITY CHECKER」の結果は「Moz」と同じ?

おそらくですが「Small Seo Tools」と「Moz」の調査結果は同じだと思います。

理由は「Small Seo Tools」のページのタイトルが『Domain Authority Checker - Moz DA PA Checker of multiple urls』だからです。

そして「Small Seo Tools」と「Moz」の両方を私は使用していますが、2つのドメインパワーの数値はいつも同じだからです。

したがって「Small Seo Tools」と「Moz」の調査結果は同じだと考えています。

ウェブブラウザの拡張機能「MozBar」が超便利でおすすめ

「MozBar」でウェブページのドメインパワーをチェックしている画像

ウェブブラウザ「Google Chrome」の拡張機能に「MozBar」というものがあります。提供しているのは Moz「Link Explorer」と同じ Mozです。

この「MozBar」がすごく便利なのでおすすめです。

ここまでに紹介しなかった理由は、導入手順を難しいと感じる人がいるかもしれないと思ったからです。とはいえ、それほど難しくありません。

興味のある人は、ぜひ使ってみてください(無料)。

「MozBar」のここが便利

ウェブブラウザにMozBarを導入すると、ウェブページを表示するだけで、そのページのDomain Authority と Page Authority がわかります。(下の画像参照)

「MozBar」でウェブページのドメインパワーをチェックしている画像

さらにすごいのが次の機能です(下の画像参照)。

「MozBar」を導入するとGoogleの検索結果にもウェブページのドメインパワーが表示される

Googleの検索結果に、各ページのDomain Authority と Page Authority が自動で表示される点です。

いちいち「Moz」や「Small Seo Tools」のウェブページを開く必要がないのと、ウェブサイトごとにURLを入力する手間が省けるため、とても便利です。

「MozBar」の導入方法

①ウェブブラウザ「Google Chrome」を使って下記ページを表示します。

②「Chromeに追加」ボタンをクリック。

③初回のみ、アカウント登録するように指示されますので登録をしてください。Moz「Link Explorer」を使用している人は、アカウント登録は不要です。

以上で「MozBar」の導入は完了です。

ドメインパワーが上がることによるSEOメリット

ドメインパワーが上がるとSEOをする上で次のようなメリットがある、とインターネットでは言われています。

  • 検索結果の上位に表示されやすくなる
  • SEO対策してないキーワードでも検索結果の上位にされる
  • ウェブページが早くインデックスされる
  • インデックスされてから検索順位が上がるまでの時間が早い

しかし、これらの情報が全て正しいとは思えません。その理由は「これって本当なの?」「根拠は?」という疑わしいものがあったからです。

そこで、インターネット上にある「ドメインパワーが上がることによるSEOメリット」について私がどのように考えているのかを紹介します。

「検索結果の上位に表示されやすい」は本当

ドメインパワーが上がると「検索結果の上位に表示されやすい」というのは本当です。

なぜならば「ドメインパワー」と「Googleの検索順位」は両方とも「被リンク」をもとに計算されているからです。

Googleが被リンクを重要視しているということは、公式サイトにも記載されています。

4. ウェブ上の民主主義は機能する。

(前略)Google 検索が機能するのは、どのサイトのコンテンツが重要かを判断するうえで、膨大なユーザーがウェブサイトに張ったリンクを基準としている(後略)

また、Mozのドメインパワーが「被リンク」をもとに計算しているというのは、私のウェブサイトのデータを見ると分かります。

このように「ドメインパワー」と「Googleの検索順位」は両方とも「被リンク」をもとに計算されています。

したがって、ドメインパワーが上がると「ウェブサイトが検索結果の上位に表示されやすい」というのは話の筋が通ります。つまり、この情報は本当です。

「SEO対策してないキーワードでも上位表示される」は本当

まず「SEO対策していないキーワード」の意味について説明します。これは、タイトルタグとh1タグに入っていないキーワードという意味です。

次に、ドメインパワーが上がると「SEO対策してないキーワードでも上位表示されるようになる」という情報ですが、これは本当です。

根拠となる具体例を紹介します。

次の画像は「SEO タイトル 文字数」というキーワードで Google 検索した際に4位(上から4番目)に表示されたウェブページのものです。

「SEO対策してないキーワードでも上位表示される」は本当ということを証明するGoogle検索結果

上の画像を見ると、ウェブページのタイトルに「文字数」というキーワードが無いのが分かります。そして、HTMLを確認したところ h1タグにも「文字数」といキーワードは入っていませんでした。

【タイトルタグ】タイトルタグのSEO効果をシンプルに最大化する7つのtips

【h1タグ】タイトルタグのSEO効果をシンプルに最大化する7つのtips

つまり、このウェブページは「文字数」というキーワードでSEO対策をしていないということになります。

しかし、先述したようにこのウェブページは「SEO タイトル 文字数」というキーワードで Google検索した際に4位に表示されています。

この結果から、ドメインパワーが上がると「SEO対策してないキーワードでも上位表示されるようになる」というのは事実だということが分かります。

「ウェブページが早くインデックスされる」はウソ

ドメインパワーが上がると「ウェブページが早くインデックスされる」はウソです。

根拠となるのは、私の経験です。ドメインパワーが 1 のウェブサイトでもウェブページが 1 時間以内にインデックスされるという経験を何度もしています。

したがって、ドメインパワーが上がると「ウェブページが早くインデックスされる」という情報はウソです。

ちなみに、ウェブページをインデックスするために何か特別なことをしているという訳ではありません。普通にサーチコンソールの「URL検査ツール」を使用しているだけです。

「インデックスされてから検索順位が上がるまでの時間が短くなる」は不明

「インデックスされてから検索順位が上がるまでの時間が短くなる」については、どういうことを言いたいのかがイマイチ分かりません…。

おそらく、次のどちらかの意味ではないかと考えています。

①インデックスされた時点の検索順位が高い?

②検索順位が上昇するスピードが早い?
通常3ヶ月くらいかかるが 1ヶ月くらいで検索結果の 1ページ目まで上昇する?

そして、この情報については検証していません。理由としては、当ウェブサイトのドメインパワーが低いため検証できないからです。

したがって、本当かウソかは不明です。

この件については検証できるような機会があれば、追記したいと思います。

ドメインパワーを上げる方法

ドメインパワーを上げる方法はただ一つ。それは「クオリティの高い記事を書いて被リンクを集める」ことです。

その理由は、先述したようにドメインパワーは「被リンク」をもとに計算されているからです。

したがって、ドメインパワーを上げるためには被リンクを集めるしかありません。そして、その方法が「クオリティの高い記事を書く」ことです。

注意点:記事を見てもらうことが最重要

ドメインパワーを上げる方法の最重要ポイントは「まず記事を見てもらうこと」です。

なぜなら、どんなにクオリティの高い記事を書いても、誰にも読んでもらえなければ「被リンクは増えない」からです。

したがって「まず記事を見てもらう」ことが最重要ポイントになります。

検索結果の上位に表示される必要がある

1.検索結果の上位に表示される。 2.ウェブページを見る人が増える。3.ページを紹介する人(被リンク)が増える。

記事を読んでもらうためには、検索結果の上位に表示される必要があります。

しかし、ドメインパワーが低いと検索結果の上位に表示されません。そのため、ウェブページを人に読んでもらうことがなかなか出来ません。

そこで、オススメしたいのが次に説明する方法です。

「検索回数が少ないキーワード」で上位表示を狙う

ドメインパワーが低いうちは「検索回数が少ないキーワード」に最適化した記事を書きましょう。

理由は「検索回数が少ないキーワード」は集客力が低いため、SEOに力を入れているウェブページが少ないからです。

したがって「検索回数が少ないキーワード」に最適化した記事を書けば検索結果の上位に表示されやすいという訳です。

具体例

たとえば、「レンタルサーバー」というキーワードで上位表示を狙っているウェブサイトがあるとします。

この場合なら「レンタルサーバー 〇〇」といったキーワードで記事を書きます。具体的には次のとおり。

キーワード月間検索回数

レンタルサーバー … 16,290回

レンタルサーバー 格安 … 232回 ← こちらの記事を書く

コツコツと記事数を増やす

ドメインパワーを上るためには「検索回数が少ないキーワード」に最適化した記事をコツコツと増やしていく必要があります。

理由は「検索回数が少ないキーワード」に最適化した記事は、1ページあたりの集客力が少ないためです。

したがって、記事数を増やすことで「1ページあたりの集客力の低さをカバーする」訳です。具体的には次のようなイメージです。

1記事の集客力…10人

1ページなら 10人集客

10ページなら 100人集客

上記のように、記事数を増やせばウェブページを見てくれる人も増えて行きます。

ウェブページを見てくれる人が増えれば被リンクを獲得するチャンスも増えます。そうすれば、自然とウェブサイトのドメインパワーも上がるという訳です。


おわり

以上で、当記事の内容は終了です。

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