WEB歴 7年の専門家がホームページやブログ運営に役立つ情報を発信しています。

最終更新日:2020年5月8日

Google ペンギンアップデートとは SEO用語辞典

SEOについて勉強をすると、一度は聞くであろう Google の『ペンギンアップデート』という言葉の意味や内容について分かりやすく説明します。

ペンギンのイラスト

ペンギンアップデートとは

ペンギンアップデートとは、Googel が「ウェブページの検索順位を決めるために使用しているアルゴリズム」に対する変更の一つです。

具体的には「ウェブスパム」という行為によって検索順位を不正に高くしているウェブページの順位を下げるために行われたアルゴリズムの変更です。

次の文章は、初めてペンギンアップデートが行われた際に公開された Googleウェブマスター向け公式ブログの文章です。(2012年 4月25日)

良質なサイトをより高く評価するために

(前略)今回 Google は、ウェブスパムをターゲットにした重要な変更を検索アルゴリズムに施しました。

(中略)

今回の変更では、Google の 品質に関するガイドライン に違反しているサイトについて、その掲載順位を下げるような対策を実施します。このアルゴリズムの変更は、ウェブスパムを削減し、良質なコンテンツを促進するための私たちの新たな試みです。

上記の文章を読むと、ペンギンアップデートは「ウェブスパムを取り締まるためのアルゴリズムの変更である」ということが分かります。

そして、具体的には『 Google の 品質に関するガイドライン』に違反しているウェブサイトの検索順位を下げるためためのアルゴリズム変更ということが分かります。

ペンギンアップデートがターゲットにする『 Google の品質に関するガイドライン』とは?

Googleによる「品質に関するガイドライン」の説明は下記のとおりです。

品質に関するガイドライン:ページまたはサイトが検索結果から除外される可能性がある不適切な手法について説明します。こうした手法を使用すると、手動による対策がとられることがあります

上記文章を見ると分かるように「どのようなことをするとGoogleからSEOペナルティを受けるのか」をウェブサイトの運営者向けにを説明したものです。

『 Google の品質に関するガイドライン』はインターネット上に公開されていますので誰でも見ることが出来ます。下記リンクです。

ガイドラインで紹介されている13の不適切なSEO手法

『 Google の品質に関するガイドライン』には、不適切なSEO手法として下記の13個が紹介されています。

品質に関するガイドライン

上記 13個の手法にはリンクが貼ってありますので、詳しい内容について知りたい方はそちらをご覧ください。

特に力を入れたのが「不正なリンク」への対応

上記 13個の不正なSEO手法のなかで、ペンギンアップデートが特に力を入れたのが「不正なリンク」への対策です。

「ペンギンアップデート」といえば「リンクスパムの対策」と言われることが多いのは、そのためです。

ペンギンアップデートの歴史:導入から現在の状況について

ペンギンアップデートが実施された日は次のとおりです。

  • アップデート1.0(2012年4月)… 初めて導入
  • アップデート1.1(2012年5月)… データ更新
  • アップデート1.2(2012年10月)… データ更新
  • アップデート2.0(2013年5月)… アルゴリズム更新
  • アップデート2.1(2013年10月)… アルゴリズム更新
  • アップデート3.0(2014年10月)… アルゴリズム更新
  • アップデート4.0(2016年9月)… コアアルゴリズムに組み込まれる

ペンギンアップデートは 2012年4月に初めて導入されました。導入後も、不定期に計6回のアップデートが行われました。

そして、最後に行われた 2016年9月23日のアップデート(4.0)で検索エンジンのコア アルゴリズムに組み込まれました(一部になる)。

先ほど紹介したアップデート履歴の一覧には次の言葉が出てきました。

  • データ更新
  • アルゴリズム更新
  • コアアルゴリズムに組み込まれる(一部になる)

上記の意味について私なりの解釈を紹介します。なお、間違いがあるかもしれませんので、その点はあらかじめご了承ください。

データ更新の意味:以前使用したアルゴリズムをそのまま使用する

データ更新は、以前使用したアルゴリズムを「そのまま使用して」処理を実行するという意味です。

したがって、次の2回のアップデートは全く同じアルゴリズムを使用しています。

  • アップデート1.0(2012年4月)… 初めて導入
  • アップデート1.1(2012年5月)… データ更新

違うのはアルゴリズムの対象となるウェブサイトのデータです。

具体的には「1.0」なら2012年4月時点、「1.1」なら2012年9月時点の検索エンジンのデータベースが、アルゴリズムの処理対象になります。

アルゴリズム更新の意味:以前使用したアルゴリズムに変更を加えて使用する

アルゴリズムの更新は、これまでに使用していたアルゴリズムに変更を加えた後に処理を実行するという意味です。

したがって、次の2回のアップデートは「異なる」アルゴリズムを使用しています。

  • アップデート1.2(2012年10月)… データ更新
  • アップデート2.0(2013年5月)… アルゴリズム更新

「2.0」で使用したアルゴリズムは「1.2」で使用したアルゴリズムを改良したものです。

「ペンギン」がコア アルゴリズムに組み込まれるの意味

Google の Gary Illyes(ゲイリー・イリェーシュ) 氏はコア アルゴリズムについて次のように説明しています。

コア アルゴリズムはベビー アルゴリズムの集合体

上記の言葉を参考にして、コア アルゴリズムに「ペンギン」アルゴリズムを組み込む意味を説明すると次のとおりです。

ペンギン組み込み前のコア アルゴリズム

  • ページ内容を評価するアルゴリズム
  • ページの被リンクを評価するアルゴリズム

コア アルゴリズムに組み込まれた上記2つはリアルタイムで処理されている。そのため、上記アルゴリズムの影響は検索順位に「すぐ」に反映する。

ペンギン組み込み後のコア アルゴリズム

  • ページ内容を評価するアルゴリズム
  • ページの被リンクを評価するアルゴリズム
  • 「ペンギン」アルゴリズム

コア アルゴリズムに組み込まれた上記3つはリアルタイムで処理される。そのため、上記アルゴリズムの影響は検索順位に「すぐ」に反映する。

アップデートがリアルタイムになり検索順位に早く反映されるようになった

「ペンギン」アルゴリズムが「コア」アルゴリズムに組み込まれたことにより「ペンギン」アルゴリズムの影響が検索順位に早く反映されるようになりました。

理由は「ペンギン」アルゴリズムの処理タイミングが次のように変わったからです。

  • コア アルゴリズムになる前 … 半年から 1年に 1回程度
  • コア アルゴリズムになった後 … リアルタイム(毎日)

このことを証明するのが Google公式サイトの次の文章です。

Penguin のアップデートがリアルタイムになりました。これまでは、Penguin の影響を受けるサイトのリストは、定期的に同じタイミングで更新されていました。ウェブマスターがサイトを大幅に改善し、インターネット上でのプレゼンスを強化すると、Google の多くのアルゴリズムではすぐに考慮されますが、Penguin
など他のシグナルでは更新作業が必要でした。今回の変更により、Penguin のデータはリアルタイムで更新されるようになります。そのため、変更内容が従来と比べてはるかに早く(通常、Google
が再クロールしてページをインデックスに再登録するとすぐに)反映されます。

「ペンギン」がコア アルゴリズムになる前、「ペンギン」によってウェブサイトの検索順位が下がった場合は次のアップデートまでは検索順位が回復しませんでした。

たとえば、ペンギンアップデート「3.0」でウェブサイトの検索順位が下がったとします。その場合なら 2年後に行われる「4.0」まで検索順位は回復しませんでした。

  • アップデート3.0(2014年10月)… アルゴリズム更新
  • アップデート4.0(2016年9月)… コアアルゴリズムに組み込まれる

「ペンギン」がコア アルゴリズムになった後は、アップデート処理がリアルタイムで行われるようになりました。そのため「ペンギン」アルゴリズムによる影響は検索順位に「すぐ」に反映するようになりました。

ペンギンアップデートが検索結果に与えた影響

ペンギンアップデートが検索結果に与えた影響は次のとおりです。

  • 2012年 4月 … 検索結果の約3.1%に影響
  • 2012年 5月 … 検索結果の0.1%未満に影響
  • 2012年10月 … 検索結果の約0.3%に影響
  • 2013年 5月 … 検索結果の2.3%に影響
  • 2013年10月 … 検索結果の約1%に影響

ペンギンアップデートで SEO ペナルティを受けない方法は「ウェブスパム」をしないこと

ペンギンアップデートによってSEOペナルティを受けない方法は「ウェブスパム」行為をしないことです。

理由は、先述したように「ペンギン」アルゴリズムは「ウェブスパム」を取り締まるために作られたアルゴリズムだからです。

具体的には『 Google の 品質に関するガイドライン』 に違反しているサイトの掲載順位を下げるように設計されたアルゴリズムです。

したがって『 Google の 品質に関するガイドライン 』に違反するような「ウェブスパム」行為をしなければ、ペンギンアップデートによるSEOペナルティは受けません。


おわり

以上で、当記事の内容は終了です。

  • カテゴリ:
  • SEO

【初心者向け】まとめ記事

SEOまとめ記事

トップへ戻るボタン