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最終更新日:2019年7月26日

SEOキーワードの正しい選び方

SEO対策をするキーワードを、どのように決めていますか?

なんとなく…
思いつきで…

決めたりしていないでしょうか?

SEO対策を成功させるには、SEOキーワードを正しく選ぶことが欠かせません。間違ったキーワードを選んでしまうと、せっかくの時間と労力が無駄になってしまいます。

本記事では、誰でも簡単にできる「SEOキーワードの正しい選び方」を紹介します。

SEOキーワードを選ぶ際の注意点

「SEOキーワードの正しい選び方」について詳しく説明する前に、キーワード選びに失敗しないための2つの注意点について説明をします。

キーワードを選びに失敗しないための2つの注意点は次のとおりです。

  • 検索する人がいないキーワードを選ばない
  • ライバルサイトが強すぎるキーワードを選ばない

このようなキーワードを選んでしまうと、SEO対策にかける時間と労力に見合った適切な成果が期待できない可能性が高くなります。したがって、SEOキーワードに選ばないように注意が必要です。

2つの注意点について、くわしく説明します。

検索する人がいないキーワード

1つ目の注意点は、検索する人がいないキーワードを選ばないことです。

その理由は、誰も使わない検索キーワードでウェブサイトが上位に表示されるようになっても、ウェブサイトのアクセス数は増えないからです。

たとえば、1年間に1回しか使用されない検索キーワードに対してSEO対策を行い、ウェブサイトが検索結果の1位に表示されるようになったとします。この場合のSEO対策の成果は、ウェブサイトへのアクセス数が1年あたり1人増えたことです。

結果的にはウェブサイトにとってプラスになっていますが、SEO対策にかけた時間と労力を考えた場合にSEOが成功したと言えるでしょうか。

このような事にならないように、SEOキーワードを選ぶときは、どのくらいの成果が期待できるのかを考えることが重要です。そして、SEO対策にかける時間と労力に見合った成果が得られるキーワードを選ぶべ必要があります。

したがって、検索する人がいないキーワードを選ばないように注意が必要です。

ライバルのウェブサイトが強いキーワード

2つ目の注意点は、ライバルが強すぎるキーワードを選ばない事です。
具体的には、誰もが知っている大企業や有名なサービス名のウェブサイトが検索結果の1ページ目に並んでいるようなキーワードは選ぶべきではありません。

その理由は、SEO対策をしても検索結果の上位に表示されにくいからです。

たとえば『SEO』というキーワードで検索結果の上位3番目までに表示されているウェブサイトの総ページ数を調べてみると次のとおりです。(2019年7月25日)

  1. SEO HACKS … 769ページ
  2. SEOラボ … 431ページ
  3. ウェブ担当者Forum … 43,200ページ

どのウェブサイトも、かなりのページ数を持っていることが分かります。また、実際にウェブサイトを見てみると1ページごとの質も非常に高いものばかりです。

これらのウェブサイトと同じキーワードで、総ページ数が20ページ程度のウェブサイトがSEO対策をしても勝ち目はほぼありません。つまりは、SEO対策にかけた時間と労力が、ウェブサイトの集客という成果として現れないということです。

したがって、ライバルが強すぎるSEOキーワードは選ぶべきではありません。それよりは、ある程度の労力と時間をかけることで検索結果の上位にウェブサイトが表示されるようなSEOキーワードを選ぶべきです。

SEOキーワードの正しい選び方

「SEOキーワードの正しい選び方」と聞くとなんだか難しいそう…と感じるかもしれませんが、そんなことはありません。

その理由は、キーワード選びに関する作業の半分くらいは無料ツールを使用した簡単な作業だからです。そして、無料ツールを使った作業を行えば、キーワード選びで大きく失敗することはありません。

それでは、誰でも簡単にできる「SEOキーワードの正しい選び方」を紹介していきます。作業手順は、次の3ステップです。

  1. キーワードのリストアップ
  2. 検索ボリュームの調査
  3. キーワードのグループ分け

このうち無料ツールを使わない作業は、ステップ3の『キーワードのグループ分け』だけです。他の作業は、無料ツールを使った簡単な作業なので安心してください。

キーワードのリストアップ

はじめに、次の無料ツールを使ってSEOキーワードの候補をリストアップします。

使用するツール

  • キーワードプランナー
  • 関連キーワード取得ツール(仮名・β版)

キーワードプランナー

キーワードプランナーは Googleが提供する無料ツールで、Googleの検索エンジンで実際にユーザーが使用した検索キーワードについて知ることができます。

下の画像は、ユーザーが『塾』というサービスを検索する際に、どのようなキーワードを使用しているかについて調べたものです。

Googleキーワードプランナーで、SEOキーワード候補を探している画像「塾」

画像を見ると、様々な検索キーワードが表示されていることが分かるかと思います。

  • 小学生 塾
  • 中学生 塾
  • 高校生 塾

このように、キーワードプランナーに商品やサービス名を入力すると、検索ユーザーが、その商品やサービスを表示するために実際に使用したキーワードを調べることができます。


関連キーワード取得ツール(仮名・β版)

関連キーワード取得ツール(仮名・β版) は、インターネット上にある無料ウェブサービスの一つです。本ツールを使うと、キーワードプランナーでは取得できないキーワード候補を調べることができます。

具体的には、次のような情報を知ることができます。

  • Googleサジェストキーワード1
  • Yahoo!知恵袋2
  • 教えて!Goo2

1.サジェスト…同意語、関連語、言い換え語、複合語、掛け合わせを見つける。
2.質問サイトを見ることで、ユーザーの検索目的(検索意図)が読み取れます。

関連キーワード取得ツールを使用する目的は、キーワードの候補を増やすためです。

下の画像は、ツールを使って『塾』というキーワードについて調べたものです。

関連キーワード取得ツール(仮名・β版)で、SEOキーワード候補を探している画像「塾」

関連キーワード取得ツール(仮名・β版)

画像の内容を確認すると、キーワードプランナーでリストアップできなかったキーワードをが表示されていることがわかります。
また「Yahoo!知恵袋」や「教えて!Goo」の質問サイトも表示されており、それらを見ることでユーザーがどういった情報を知りたがっているのか(検索意図)を理解するのに役立てることができます。

検索ボリュームの調査

次に、リストアップしたキーワードごとの検索ボリュームについて調査します。

ここでいう検索ボリュームとは、Googleの検索エンジンで各キーワードが1ヶ月あたり何回使用されたかのことです。検索ボリュームを調べてキーワード選びに失敗しないための2つの注意点をチェックすることで、キーワード選びの失敗を防ぐことができます。

キーワードを選ぶ際の2つの注意点

  • 検索する人がいないキーワードを選ばない
  • ライバルサイトが強すぎるキーワードを選ばない

検索ボリュームの調査には、Googleの「キーワードプランナー」を使用します。
下の画像は『塾』というサービスに関するキーワードを調べたものです。

Googleキーワードプランナーで、SEOキーワードの検索ボリュームをチェックしている画像「塾」

チェックするべきところは、月間平均ボリュームの数字です。この数字が、Googleの検索エンジンで1ヶ月あたり何回キーワードが使用されたかを表しています。

検索ボリュームが大きいキーワードは集客効果が高いため、多くのウェブサイトがSEO対策に力を入れています。言い換えると、検索ボリュームの多いキーワードはライバルとなるウェブサイトが強いキーワードと言えます。


選択するべき検索ボリューム

それでは、どの程度の検索ボリュームがあるキーワードを選べば良いのでしょうか?

ウェブサイトの状況によって変わりますが、目安としては次のとおりです。

  • ウェブサイト立ち上げ直後 … 100〜500前後
  • SEOの結果がある程度でている場合…1,000前後

ウェブサイトを立ち上げたばかりのころは、ウェブサイトのページ数が少ないうえにドメインパワーも弱いため、SEO対策をしても検索結果での順位はなかなか上がりません。
したがって、ウェブサイト立ち上げ直後は、SEO対策をしているライバルが少ない月間検索数が100〜500前後のキーワードを選択するのがオススメです。

ウェブサイトの運用歴が長くSEO対策をしているキーワードで検索結果のある程度上位に表示されている場合は、月間検索数1,000前後のキーワードを選ぶと良いと思います。もし、月間検索数1,000前後のキーワードで成果が出すのが難しいようならば、月間検索数が100〜500前後のキーワードに切り替えてウェブサイトの総ページ数を増やす戦略がオススメです。

キーワードのグループ分け

最後は、ここまでの作業で絞り込んだキーワードをグループ分けして整理します。グループ分けの目的は次の通りです。

  • 関係のないキーワードを除外
  • 重複コンテンツの防止
  • ユーザーの検索意図ごとに整理する

『塾』への集客を目的とするウェブサイトを例に具体的に説明していきます。

SEOキーワードを検索意図ごとにグループ分けをしている画像

SEOグループ分け例

関係のないキーワードを除外

中学生と高校生を対象とする塾の場合『小学生』に関連するキーワードはSEOキーワードにはなりません。

その理由は『小学生』というキーワードで検索結果の上位にウェブサイトが表示されても成果につながらないからです。もう少し言うと、『小学生』というキーワードで検索した人が探しているのは『小学生が通える塾』だからです。

したがって『小学生』というキーワードは、SEOキーワードから除外する必要があります。
このように、ウェブサイトで扱っている商品やサービスと異なるキーワードでSEO対策をしても意味がありませんので、SEOキーワードから除外する必要があります。

重複コンテンツの防止

次の2つのキーワードから作られるコンテンツの内容は、ほぼ同じものになります。

  • 塾 費用
  • 塾 料金

ウェブサイトの中に同じ内容のコンテンツが2つ以上あると検索エンジンに判断された場合、SEOペナルティを受けて検索結果での表示順位が下がる危険があります。
また、ペナルティを受けない場合でも、2つのページに検索エンジンからの評価が分散してしまい検索結果での表示順位が上がりづらくなることがあります。

このような理由から、ウェブサイト内に同じ内容のコンテンツを作らないように注意する必要があります。そのためには、キーワードをグループ分けして同じ内容のコンテンツになるキーワードがないかチェックする必要があります。

ユーザーの検索意図ごとに整理する

検索意図とは、検索ユーザーが「どのようなウェブページを表示したいと考えて検索しているか」のことを意味します。そして、検索キーワードは次の3種類に分けることができます。

  • 情報収集型(疑問や悩みを解決してくれる情報が知りたい)
  • 取引型(商品やサービスを購入したい。○○したい。)
  • 案内型(○○のウェブサイトへ移動したい)

検索意図について詳しくは『現在のSEOで重要視されるユーザーの検索意図とは?』をご覧ください。


このなかで優先的に取り組むべきなのは、『取引型』です。

取引型キーワード例

  • 『塾 無料体験』 … 無料体験をしてみたい

その理由は、取引型のキーワードでウェブサイトを訪問したユーザーの目的は商品やサービスの購入・申し込みだからです。もう少し言うと、取引型の検索キーワードでウェブサイトが検索結果の上位に表示されれば、商品やサービスの購入や申し込みに結びつく可能性が高いからです。


その次に優先するのが、『情報収集型型のなかの成果につながりやすいキーワード』です。
具体的には、次のようなものです。

情報型キーワード例:優先的にSEOをするもの

  • 『塾 料金』
  • 『塾 個別指導』

上記のキーワードで検索する人は、塾に入学することは決めているけれど、どこにするかで迷っている人です。そして、料金や指導方法が自分の条件に合えば、その塾に決めようと考えてウェブサイトを見ています。

したがって、上記のようなキーワードはウェブサイトの成果(塾の場合は入学)につながりやすいキーワードと言えますので、優先的にSEO対策をするべきです。


3番目に優先するのが、『情報収集型型のなかで成果につながりにくいもの』です。
具体的には、次のようなキーワードです。

情報型キーワード例

  • 『塾 家庭教師 違い』
  • 『塾 家庭教師 どっち』

上記のキーワードで検索する人は、塾か家庭教師のどちらかにするかで迷っている人です。そして、ウェブサイトを見て2つの違いを知ることで自分にはどちらが合っているのかを、これから検討する人です。

したがって、上記のキーワードで検索結果の上位に表示されても、ウェブサイトの成果(塾の場合は入学)につながる可能性が低いと言えます。このような理由から、キーワードのSEO対策の優先度は低くなります。


最後は、案内型です。案内型については、特にSEO対策をする必要はありません。

案内型の検索キーワードとは「YouTube」や「Amazon」などのサービス名や企業名を検索キーワードにすることです。検索する目的は、キーワードに入力したサービスや企業のサイトへ移動することです。

案内キーワード例

  • YouTube … サービス名
  • Amazon 企業名

塾の場合だと、次のようなキーワードが案内型のキーワードになります。

案内キーワード例

  • 『〇〇塾』 … 〇〇塾のウェブサイトが見たい

このようなキーワードに対するSEO対策は特に必要はありません。ウェブサイト名や企業名がHTMLで適切にマークアップしてあれば、ウェブサイトを運営しているうちに自然と検索結果の上位に表示されるようになります。

参考:『正しいHTMLがSEOで重要な理由


このように検索意図ごとにキーワードをグループ分けすることで、SEO対策をする優先順位が見えてきます。

まとめ

誰でも簡単にできる「SEOキーワードの正しい選び方」を紹介しましたが、少し文章が長くなりましたので、最後に要点をまとめておきます。

SEOキーワードを選ぶ際の注意点は、次の2つです。

  • 検索する人がいないキーワードを選ばない
  • ライバルサイトが強すぎるキーワードを選ばない

2つはSEOキーワードの検索ボリュームを調べることで、簡単に防ぐことができます。


SEOキーワード選びの手順は以下のとおりです。

  1. キーワードのリストアップ
  2. 検索ボリュームの調査
  3. キーワードのグループ分け

『キーワードのグループ分け』以外は、無料ツールを使って簡単に行える作業なので初心者のかたでも安心です。


キーワード選びが終わったあとは、優先順位の高いキーワードから順番にSEO対策をしていきます。

参考:SEOキーワードを使った継続的なSEOに興味のあるかたは「ロングテールSEOとは」を、ぜひご覧ください。


おわり

以上で、当記事の内容は終了です。

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