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最終更新日:2020年3月6日

検索順位(SEO)に有利な独自SSLの種類は?

独自SSLには次の 3種類があります。

  • ドメイン認証(通称:DV)
  • 企業認証(通称:OV)
  • EV(Extended Validation)認証

ここで気になるのが「どれを選べばウェブサイトの検索順位(SEO)に有利なのか」ということです。

当記事は、その答えと「3種類の独自SSL」の違いをまとめたものです。

検索順位(SEO)に有利な独自SSLの種類は?

  • ドメイン認証(通称:DV)
  • 企業認証(通称:OV)
  • EV(Extended Validation)認証

検索順位(SEO)に有利な独自SSLの種類は「特になし」です。言い換えると「どの種類の独自SSLを選んでもウェブサイトの検索順位は同じ」です

そのように言い切る理由は、次の 2点です。

  • 「独自SSLの種類が影響する」と Googleは言っていない
  • OV、EVは法人しか取得できない(詳しくは後述しています)

それぞれについて順番に説明します。

「独自SSLの種類が影響する」と Googleは言っていない

一つ目の理由は「独自SSLの種類が検索順位に影響を与える」と Google は言っていないことです。

その根拠となるのが次の記述です。

HTTPS をランキング シグナルに使用します

(前略)すべてのサイト所有者の皆様に HTTP から HTTPS への切り替えをおすすめしたい(後略)

上記の文章を読むとわかるように、Googleが「検索順位に影響を与える」と言っているのは「ウェブサイトを「HTTPS(SSL)化しているかどうか」です。

「独自SSLの種類が検索順位に影響する」とは一切書かれていません。

他にも「独自SSLの種類が検索順位に影響を与える」と Googleが発表していないかを探しましたが、そのような情報は見つかりませんでした。

以上のことから「どの種類の独自SSLを選んでもウェブサイトの検索順位は同じ」と言えます。

OV、EVは法人しか取得できない

2つ目の理由は、独自SSLの「OV」と「EV」は法人しか取得できない点です。

  • ドメイン認証(通称:DV)
  • 企業認証(通称:OV)
  • EV(Extended Validation)認証

法人…有限会社、株式会社など

具体例で理由を説明

仮に、SSLの種類が検索順位に次のように影響が出るとします。

  • DV … 低くなりやすい
  • OV … 影響なし
  • EV … 高くなりやすい

そうすると、個人のウェブサイトは検索結果の上位に「ほとんど表示されない」ことになります。

このような検索結果を、Googleは望んでいません。

なぜなら、Googleはユーザーの利便性を第一に考えているからです。

ユーザーに焦点を絞れば、他のものはみな後からついてくる。

Google は、当初からユーザーの利便性を第一に考えています。

検索エンジンのユーザーが探しているのは「自分の役に立つ」ウェブサイトです。サイト運営者が個人か法人かは全く関係ありません。

つまり、独自SSLの種類を検索順位に影響させてしまうと、検索ユーザーが「自分の役に立つ」ウェブサイトを探しにくくなるわけです(利便性が下がる)。

このようなことを、Googleがするとは思えません。したがって「どの種類の独自SSL選んでもウェブサイトの検索順位は同じ」と言えます。

3種類の独自SSLの違い

3種類の独自SSLの違いは、次の点です

  • 利用資格
  • 導入する際の審査基準
  • 費用

ちなみに、インターネット通信の暗号化強度に違いはありません。

それでは、3種類の独自SSLの違いについて順番に説明していきます。

利用資格

1つ目の違う点は独自SSLの利用資格です。

具体的には次のとおり。

  • ドメイン認証(DV)… 個人、法人
  • 企業認証(OV)… 法人のみ
  • EV(Extended Validation)認証 … 法人のみ

ドメイン認証(DV)は個人・法人のどちらも使用することが出来ます。しかし、企業認証(OV)とEVは法人しか利用することが出来ません。

これが、一つ目の違いです。

企業認証(OV)とEVの違い

それでは「企業認証(OV)とEVの違い」は何でしょうか?

それは、後述する「導入する際の審査基準」と「費用」です。

導入する際の審査基準

2つ目の違う点は、独自SSLを導入する際の審査基準です。

SSLサーバー証明書 … 暗号化通信に必要

独自SSLを利用するためには「CA(Certification Authority)」と呼ばれる認証局の審査に合格する必要があります。この審査基準が「独自SSLの種類」によって異なります。

わかりやすく表現すると次のとおり。

  • ドメイン認証(DV)… 簡単
  • 企業認証(OV)… 普通
  • EV(Extended Validation)認証 … 難しい

もう少し具体的に説明すると、認証局の審査作業の量が「独自SSLの種類」によって次のように違います。

ドメイン認証(DV)

  • 対象ドメインの確認...「Whois情報」

企業認証(OV)

  • 対象ドメインの確認
  • データベースや登記事項証明書で実在確認1
  • 電話での実在確認(申請者の在籍・役職など)

EV

  • 対象ドメインの確認
  • データベースや登記事項証明書で実在確認1
  • 電話での実在確認(申請者の在籍・役職など)
  • 書類送付 …「EV SSL 証明書 申請責任者確認書」を企業に郵送2
  • 書類提出 …「EV SSL 証明書 申請責任者確認書」に署名をしてもらって返送2

  • 1データベース … 「帝国データバンク」や「DUNS番号」などの企業情報が登録された公的な識別資料のこと
  • 2企業の住所に書類を郵送することで企業の「実在確認」を行う

【参考にさせていただいたサイト】

SSLは無料と有料で何が違うの!?今さら聞けないSSLの仕組みと導入のメリット

上記を見ると「独自SSLの種類」によって審査基準が大きく異なることが分かるかと思います。これが、2つ目の違いです。

費用

3つ目の違う点は費用です。具体的には、次のとおり。

  • ドメイン認証(DV)… 安い
  • 企業認証(OV)… 高い
  • EV(Extended Validation)認証 … かなり高い

レンタルサーバー会社「エックスサーバー」の場合だと費用は次のとおりです。

  • ドメイン認証(DV)… 無料から
  • 企業認証(OV)… 19,000円から(1年)
  • EV(Extended Validation)認証 … 48,000円から(1年)

SSL提供元:セキュアコア株式会社

上記を見ると「独自SSLの種類」によって費用が大きく異なることが分かるかと思います。これが、3つ目の違いです。


独自SSLの種類によって費用が違う理由

独自SSLの種類によって費用が違う理由は、先述した「導入する際の審査基準」の違いです。

審査基準の違い

  • ドメイン認証(DV)… 簡単
  • 企業認証(OV)… 普通
  • EV(Extended Validation)認証 … 難しい

審査に関する作業が多いものほど人件費等が多くかかります。そのため、審査基準が厳しいものほど費用も高くなります。

SEOにおすすめの独自SSLはある?

SEOにおすすめの独自SSLは、特にありません。

その理由は、先述したように「どの独自SSLを選んでも検索順位に影響はない」からです。したがって、どの独自SSLを選んでも大丈夫です。

無料で独自SSLを利用できるレンタルサーバーがある

これから、ウェブサイトやブログを始めたいと考えている方に知っておいていただきたいことがあります。

それは「無料で独自SSLを利用できるレンタルサーバー」があることです。

無料だからといって検索順位に悪影響を与えることはありません。その証拠に、当ウェブサイトも無料の独自SSLを使用していますが、何の問題もありません。

したがって、レンタルサーバーを決める際は「無料で独自SSLを利用できるか」という点をチェックすることをおすすめします。

無料で独自SSLを利用できるレンタルサーバー

その他にも「レンタルサーバー選びのポイント」はいくつかあります。内容について詳しく知りたい方は、次の記事をご覧ください。


おわり

以上で、当記事の内容は終了です。

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