Googleが推奨するURLとは?SEO効果・作成時のポイント3つを紹介
ホームページのURL、なんとなく決めていませんか?
たとえば次のような感じです。
- 記事を公開した日
- 数字を連番で(例:001,002,003...)
上記のようなURLにしている…という方は当記事をぜひご覧ください。
なぜかというと、ホームページのURLにはGoogleが推奨するカタチがあるからです。
当記事は、Googleが推奨するURLとはどういったものか。検索順位に影響があるのかを説明したものです。
URLは検索順位に影響する【SEO効果あり】
ウェブページのURLは、少しだけですが検索順位に影響します。
もう少しいうと、Googleが推奨するURLにすると、ウェブページの検索順位が少しだけ上がります。
その根拠となるのが、Google の John Mueller(ジョン・ミューラー)氏が出演する次の動画です。
上記の動画のなかで Google の John Mueller(ジョン・ミューラー)氏は、次のような発言をしています。
質問者:keyword in the URL, is that a ranking factor?
URLにキーワードを入れることは、ランキングに影響するのか?(筆者訳)
Google の John Mueller(ジョン・ミューラー)氏の回答
I believe that’s a very small ranking factor,so it’s not something i’d really try to force. And it’s not something where I’d say it’s even worth your effort,to restructure a site just so you can include keywords in the URL
わずかだが影響する。しかし、強制はしない。URLにキーワードを含めるためにウェブサイトを再構築するほどの価値はない。(筆者訳)
この発言から、ウェブページのURLは検索順位に影響するということがわかります。
Googleが推奨するURLとは
次に、ウェブページの検索順位を上げるためには、どのようなURLにすべきかを説明します。
それは、URLを見るだけで、「どのような内容について書かれているウェブページか」をイメージできるものです。
根拠は Google 公式サイトなる次の記述です。
コンテンツの情報を伝えるわかりやすい URL
コンテンツの情報を伝えるわかりやすい URLとは
Googleは、コンテンツの情報を伝えるわかりやすい URLの具体例として、次のURLを紹介しています。
https://www.brandonsbaseballcards.com/article/ten-rarest-baseball-cards.html
日本語(筆者訳)
ドメイン名 / 記事 / 最も希少な10枚の野球カード . html
上記URLを見ると、「どのような内容について書かれているウェブページか」が、おおよそ分かるかと思います。
これが、Googleが推奨する「コンテンツの情報を伝えるわかりやすい URL」です。
そして、ウェブページの検索順位アップに効果があるURLのかたちです。
Googleが推奨しないURL(ダメなURL例)
ちなみに、Googleは、先ほど紹介したページで「ダメなURL」の具体例も紹介しています。それは、以下のものです。
https://www.brandonsbaseballcards.com/folder1/22447478/x2/14032015.html
念のため上記URLがダメな理由を説明すると、URLを見ても「どのような内容について書かれているウェブページか」全くわからないことです。
以上で、Googleが推奨するURLの説明は終了です。
Googleが推奨するURLを作成するときのポイント【3つ】
Googleは、URLを作成するときのポイントとして次の3つをあげています。
- 英単語を使用する
- 区切り記号(ハイフン)を使う
- サブカテゴリを深くネストしない
ここからは、Googleによる上記3つの説明文を紹介していきます。
英単語を使用する
URLを作成するときの1つ目のポイントは、英単語を使用することです。
Googe公式サイトにある説明文を紹介すると、以下のとおり。
URL で単語を使用する
サイトのコンテンツや構造に関連する単語を含む URL は、サイトを閲覧するユーザーにとってより親切になります。
区切り記号(ハイフン)を使う
URLを作成するときの2つ目のポイントは、区切り記号(ハイフン)を使うことです。
Googe公式サイトにある説明文を紹介すると、以下のとおり。
シンプルな URL 構造を維持する
URL では区切り記号を使うと効果的です。
http://www.example.com/green-dress.html という URLの方が、http://www.example.com/greendress.html という URLよりずっとわかりやすくなります。
URL にはアンダースコア(_)ではなくハイフン(-)を使用することをおすすめします。
サブカテゴリを深くネストしない
URLを作成するときの3つ目のポイントは、サブカテゴリを深くネストしないことです。
Googe公式サイトにある説明文を紹介すると、以下のとおり。
避けるべき方法
「.../dir1/dir2/dir3/dir4/dir5/dir6/page.html」のようにサブカテゴリを深くネストする。
以上3つが、Googleが推奨するURLを作成するときのポイントです。
既存ページのURLは変更しない
最後に、既存ページのURLがGoogleの推奨するものになっていない場合の対応について説明をします。
既存ページのURLは、変更すべきではありません。その理由は、以下の2つです。
- URLを最適化することによる検索順位アップの効果は少ない
- URL変更用のSEO対策が必要になる
ちなみに、先ほど紹介した動画の中で、Google のジョン・ミューラー氏も「既存ページのURLは変更しない方が良い」と言っています。
したがって、既存ページのURLがGoogleの推奨するものになっていない場合は、特に対応する必要はありません。
もう少しいうと、既存ページのURLは変更すべきではありません。
おわり
以上で、当記事は終了です。