【初心者向け】独自ドメインの意味とメリット・デメリットを徹底解説!


予備知識. ドメインとは
ドメインが表示される場所

Yahoo! JAPANを見ると、ウェブブラウザの上部に
https://www.yahoo.co.jp
と表示されます。上記の「yahoo.co.jp」部分がドメインです。下記参照。
ウェブブラウザの上部 | ドメイン | サイト名 |
---|---|---|
https://www.amazon.co.jp | amazon.co.jp | Amazon |
https://www.google.com | google.com | |
https://tabelog.com | tabelog.com | 食べログ |
https://kakaku.com | kakaku.com | 価格.com |
ちなみにウェブブラウザの上部に表示される文字列すべてのことを、URLと言います。価格.comの場合だとURLは「https://kakaku.com」です。
ドメインの役割:インターネット上の住所

ドメインの役割は、私たちが書類などに書く住所のようなものです。
- 住所は、家や店舗を特定するためのもの
- ドメインは、ウェブサイトを特定するためのもの
です。下記具体例。
- レストランAの場所は「東京都 新宿区 3丁目xx」
- ウェブサイトAの場所は「aaa.com」
ドメインの文字列について
前半部分

ドメインの前半(上画像の赤線)部分は好きな文字列にできます。ただし下記条件があります。
- 63文字以下
- 使用できる文字 … 英字(A~Z)、数字(0~9)、ハイフン( - )
- 先頭と末尾はハイフンにできない
大文字・小文字の区別はなく、ウェブブラウザには小文字で表示されます。

後半部分

ドメインの後半(上画像の赤線)部分は、ドメイン管理会社※が指定するものから好きなものを選びます。種類は1,000以上あります。下記参照。
.com、.net、.info、.jp、.co.jp など
ドメインの文字列について詳しく知りたい方は下記ページをご覧ください。
関連情報:ブログで成功しやすいドメイン名の条件、ドメイン名を効率的に決める方法
独自ドメインは、1人で利用しているドメイン
ドメインは1人でも利用できますし、2人以上でも利用できます。1人で利用しているドメインのことを、独自ドメインといいます。
たとえば「aaa.com」があるとします。
ドメイン名のなかに「aaa.com」があるもの※を利用している人が、1人ならば aaa.com は独自ドメインです。2人以上ならば aaa.com は独自ドメインではないです。
※具体例
- aaa.com
- sample.aaa.com
- test.aaa.com
ちなみに下記サービスが無料で提供しているドメインは、独自ドメインとは違います。
※ 〇〇 部分はユーザーごとに違う
また2人以上で利用しているドメインのことを、共有ドメインと言います。
独自ドメインのメリット【4つ】
1. ホームページおよびブログの検索順位が上がりやすい

独自ドメイン使用すると使用しない場合よりも、ホームページおよびブログの検索順位が上がりやすいです。理由は下記2つです。
- 独自ドメインを使用すると送受信するデータを暗号化(HTTPS可)でき、使用しないと暗号化できない
- 送受信するデータを暗号化すると、暗号化しない場合よりも検索順位が上がりやすい※
※根拠 ↓
(前略)Google はランキング シグナルとして HTTPS※ を使用することにしました(中略)今後このウェイトは大きくする予定です。
参考
①ウェブブラウザに表示されるURLを見ると、送受信するデータが暗号化されているかどうか判断できます。

暗号化されている場合は、先頭に鍵マークが表示されます。

暗号化されていない場合は、先頭に「保護されていない通信」と表示されます。
②送受信するデータを暗号化する方法は、レンタルサーバーの独自SSL機能を使うことです。

ロリポップの管理画面
機能の使い方はレンタルサーバーの公式サイトをご覧ください。
参考
2. 同じドメインを使い続けることができる
先述したように下記ドメインは独自ドメインとは違います。
※ 〇〇 部分はユーザーごとに違う
上記ドメインは他のサービスでは利用できません。言い換えると、ホームページおよびブログを運用する環境を変更すると、ドメインを変更しないといけません。
たとえばFCブログでブログを運営しており、ドメインがaaa.fc2.comだとします。この場合、運営場所をFCブログ以外にすると、ドメインをaaa.com以外にする必要があります。
また上記ドメインはサービスを変更しない場合でも、使えなくなる場合があります。それは下記です。
- サービスが終了した
- サービスが無料提供しているドメインを変更した
補足. ドメインを変更するデメリット
ホームページおよびブログのドメインを変更すると下記が起こります。
- 検索順位が下がる
- 見てくれる人が減る
検索順位が下がる理由は、ホームページおよびブログに対するGoogleの評価は、ドメインで管理されているからです。
見てくれる人が減る理由は、ウェブブラウザにあるブックマークから、ホームページおよびブログが見れなくなるからです。
なお特定の作業(SEO)をすると検索順位が下がるのを防げます。
3. 商品やサービスが売れやすい

独自ドメインを使用すると、使用しない場合よりも商品やサービスが売れやすいです。なぜかというと独自ドメインを使用した方が信頼されやすいからです。
信頼されやすい要因は、ドメインを所有するときに必要な個人情報の報告です。具体的には名前や住所、メールアドレスの報告です。
独自ドメインと違う場合、嘘をついてもドメインを所有できます。独自ドメインの場合は嘘をつくとドメインを所有できません。
上記を知っている人ならば、独自ドメインを使用している方が信頼できると考えます。
4. Googleアドセンスを利用して収益化できる

Googleアドセンスはホームページおよびブログに広告を貼り、広告がクリックされるとお金をくれるサービスです。
Googleアドセンスが提供する広告を掲載できるのは、独自ドメインのホームページおよびブログです。
»»» Googleアドセンス公式サイト
まとめ
独自ドメインのメリットは下記4つです。
- ホームページおよびブログの検索順位が上がりやすい
- 同じドメインを使い続けることができる
- 商品やサービスが売れやすい
- Googleアドセンスを利用して収益化できる
デメリット
独自ドメインのデメリットは、独自ドメインとは違う場合よりも
- お金がかかる
- ドメインを使えるようにする作業が多い
ことです。
なお独自ドメインと違う場合は、ドメインを使えるようにする作業とお金は不要です。
独自ドメインを使うための費用と作業については下記ページで説明しています。
以上で当記事は終わりです。
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