はじウェブドメイン入門講座

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更新日:2024年3月3日

ドメインとは

当サイトの管理人のイラスト
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筆者:タケヨシ

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ドメインとは

はじめに、ドメインという言葉が何を指すのか説明します。

次の画像を見てください。

ウェブブラウザのURL欄に「https://www.yahoo.co.jp」という文字列を入力

上記は、ウェブブラウザで「Yahoo! JAPAN」を表示したものです。URL欄(赤色の矢印部分)には次の文字列が表示されています。

https://www.yahoo.co.jp

この文字列のなかにある「yahoo.co.jp」という部分がドメインです。

これだけでは理解しづらいと思いますので、具体例をいくつか紹介します。下記参照。

URL ドメイン  サイト名
https://www.amazon.co.jp amazon.co.jp Amazon
https://www.google.com google.com Google
https://tabelog.com tabelog.com 食べログ
https://kakaku.com kakaku.com 価格.com

ここまでの内容を読むと「ドメインという言葉が何を指すか」なんとなく理解できたかと思います。

紹介したURLを見た方のなかには、下記疑問を持った方もいるかと思います。

  • https と www って何
  • wwwの有無の違いは何
  • ドメイン末尾が2種類あるのはなぜ(.comと.co.jp)

上記3つについても簡単に説明しておきます。

httpsはインターネット上でデータを送受信するときのルール(規格)です。専門用語で通信プロトコルといいます。
wwwはドメインを増やすときに使用します。専門用語でホスト名といいます。
ドメイン末尾は1,000種類以上あります。.comと.co.jpはそのなかの1つです。

上記3つについて詳しく知りたい方は、次のページをご覧ください。

ドメインの役割:インターネット上の住所

ドメインは「インターネット上の住所のようなもの」

次に、ドメインの役割について説明します。

ドメインの役割はウェブサイトを特定することです。イメージとしては現実世界の住所と同じです。下記参照。

  • 現実世界の住所 … 家や店舗を特定するためのもの
  • ドメイン…ウェブサイトを特定するためのもの

以下、具体例です。

現実世界の住所

  • 住所:東京都 新宿区 西新宿 3丁目xx
  • 店舗:レストラン○○

ドメイン

  • ドメイン:yahoo.co.jp
  • サイト名:Yahoo! JAPAN

上記をみると「ドメインの役割はウェブサイトを特定すること」だとわかると思います。


以上で「ドメインの意味および役割」の説明は終了です。

↑ 目次にもどる

ドメイン名は自分の好きなものにできる(ルールあり)

Yahoo.co.jpというドメイン名全体に赤線をひいたもの

↑ ドメイン(ドメイン名ともいう)

ドメイン名は自分の好きなものにできます。もう少しいうと、ドメイン名に関するルール内ならば自分の好きなものにできます。

ここからはドメイン名に関する2つのルールを紹介します。

1.ドメイン名の前半部分のルール

ドメイン名の前半部分に赤線を引いたもの。yahooという文字列に赤線を引いたもの

1つ目のルールは、ドメイン名の前半(上画像の赤線)部分に関するものです。内容は以下のものです。

  • 63文字以下
  • 使用できる文字 … 英字(A~Z)、数字(0~9)、ハイフン( - )
  • 先頭と末尾はハイフンにできない

なお、ドメイン名には大文字・小文字の区別はありません。別の言い方をすると、ウェブブラウザのURLにはすべて小文字で表示されます。

参考:ドメイン名のしくみ - JPNIC

参考程度に知っておけば良い

先ほど紹介したルールを完全に覚える必要はありません。なぜかというとドメイン会社がチェックしてくれるからです。下の画像参照。

ドメイン取得サービスで「ドメイン名に利用できない文字が入力されています」と表示されている画面

↓上画像に表示されているメッセージ

ドメイン名に利用できない文字が入力されています。

2.ドメイン名の後半部分のルール

ドメイン名の末尾に赤線を引いたもの。.co.jpという文字列に赤線を引いたもの

2つ目のルールは、ドメイン名の後半(上画像の赤線)部分に関するものです。内容は、以下のものです。

決められたドメインのなかから選ぶ

ドメイン末尾は1,000種類以上あります。そのなかには利用条件があるものと無いものがあります。別の言い方をすると、人によって利用できるドメインが違います。

「決められたドメインのなかから選ぶ」の意味は、自分が利用できるドメインのなかから選ぶということです

なお、ドメインの利用条件はドメイン会社の公式サイトに記載されています。

参考:お名前.com公式サイト

参考:利用条件があるドメイン

  • .jp…取得できるのは、日本に住所がある個人・法人のみ
  • .co.jp... 取得できるのは、日本で登記された会社のみ

ドメインの利用条件は参考程度に知っておけば良い

ドメインごとの利用条件を完全に覚える必要はありません。なぜかというとドメイン会社がチェックしてくれるからです。

【補足】日本語を使っているドメインについて

先述したように、ドメインに使用できる文字は英字、数字、ハイフンです。
しかし、ドメインのなかには日本語を使っているものがあります。具体的には次のようなものです。

ブログ大好き.jp

上記のようなドメインが存在する理由は「日本語ドメイン」というものがあるからです。日本語ドメインについて詳しくは下記ページをご覧ください。

»»» 日本語ドメインとは|お名前.com

-


↑ 目次にもどる

ドメインの種類は2つ:独自ドメインと共有ドメイン

ドメインの種類は2つ:独自ドメインと共有ドメイン

ドメインは2種類に分けることができます。具体的には、独自ドメインと共有ドメインに分けることができます。2つの違いは次の点です。

  • 利用料
  • 1つのドメインを何人で使うか

具体的には以下のとおりです。

利用料 人数
独自ドメイン 必要 1人
共有ドメイン 不要 2人以上

ここからは、上記について詳しく説明していきます。
また、独自ドメインと共有ドメインのどちらがおすすめかも説明します。
先にいっておくと、ブログで稼ぎたい方には独自ドメインをおすすめします。

違い1:利用料

1つ目の違いは利用料です。具体的には以下のとおりです。

  • 独自ドメイン…年間1,500円~3,000円
  • 共有ドメイン…不要

独自ドメインの利用料について

独自ドメインの利用料はドメイン管理サービスに支払います。具体的には、お名前.comムームードメインに支払います。

「お名前.com」の公式サイトのトップページ

出典:お名前.com

年間1,500円~3,000円と金額に幅がある理由は、ドメイン末尾およびドメイン管理会社によって利用料が違うからです。

↓ドメイン末尾

ドメイン種類(末尾)

独自ドメインの利用料について詳しくは、次の記事をご覧ください。

違い2:1つのドメインを何人で使うか

2つ目の違いは、1つのドメインを何人で使うかです。具体的には以下のとおりです。

  • 独自ドメイン…1人
  • 共有ドメイン…2人

上記について分かりやすく説明します。

たとえば「sample.com」というドメインがあるとします。

このドメインを「山田さん」が1人で使うとします。この場合「sample.com」は独自ドメインです。

これに対して、「sample.com」というドメインドメインを「佐藤さん」と「鈴木さん」がで使うとします。この場合「sample.com」は共有ドメインです。

ちなみに、1つのドメインを複数人にで使う場合は次のようにします。

「sample.com」を「複数人」で使う場合

  • aaa.sample.com ← Aさんのドメイン
  • bbb.sample.com ← Bさんのドメイン
  • ccc.sample.com ← Cさんのドメイン

実際に使われている共有ドメイン

共有ドメインは多くのサービスで使われています。その一部を紹介すると以下のとおりです。

無料ブログ


〇〇 部分はユーザーごとに違う

レンタルサーバー

独自ドメインを利用するメリット

1.信頼されやすい

信頼できるので安心、というイメージ画像

独自ドメインを使用すると、共有ドメインを使用する場合よりも信頼されやすいです。

なぜかというと共有ドメインをみて次のように感じる方がいるからです。

  • 個人情報を登録しないでも取得できるので、トラブルがあったときに身元を特定できない
  • 企業なのに無料ドメインを使うなんて、経営が苦しいのではないか?

2.ブログの運営場所を変えても、Google検索での表示順位が下がらない

ブログのドメインを独自ドメインにしている場合、ブログの運営場所(レンタルサーバーやブログサービス)を変更した後も、同じドメインを使い続けることができます。

Googleはブログに対する評価をドメインで管理しています。

たとえば、次のブログがあるとします。

  • ブログ名…ぼくの日記
  • ドメイン名…boku.com
  • 検索順位…「日記」というキーワードで1位

この場合ならば「日記」というキーワードで検索順位が1位なのは「boku.com」と記憶しています。そして「日記」でキーワード検索されたときに「boku.com」を1位に表示します。

したがってGoogle検索での表示順位を気にする場合は、共有ドメインではなく独自ドメインを使うべきです。

参考1.ブログの運営場所を変えると共有ドメインが使えない理由

ブログの運営場所を変更すると共有ドメイン(変更する前に使用していたドメイン)を使えない理由は、共有ドメインの所有権があるのはブログの運営場所(レンタルサーバーやブログサービス)だからです。

ブログの運営場所を変更しなくても使えなくなるケース
  • ドメインを提供しているサービスが終了
  • 提供しているサービスがドメインを変更

3.Googleアドセンスを利用できる

Google AdSense(アドセンス)のロゴマーク

Google AdSense(アドセンス)

Googleアドセンスの利用条件は独自ドメインを使用していることです。下記根拠。

Googleアドセンスの申し込み画面

出典:Googleアドセンス申し込み画面

↓上画像の該当部分を文章化したもの

URLにはパス(example.com)やサブドメイン(subdomain.example.com)を使用できません。

※サブドメイン…共有ドメインのこと

ドメインの取得方法:独自ドメインと共有ドメインは違う

独自ドメインと共有ドメインは、取得方法が違います。具体的には以下のとおりです。

  • 独自ドメイン…ドメイン取得サービスで購入する
  • 共有ドメイン…無料ブログやレンタルサーバーを利用する

ここからは、上記2つについて説明していきます。

独自ドメインの取得方法:ドメイン取得サービスで購入する

独自ドメインはドメイン取得サービスで購入します。ドメイン取得サービスは複数あります。以下、代表的なものです。

「お名前.com」の公式サイトのトップページ

出典:お名前.com

独自ドメインを購入するときに必要なものは下記3つです。

  • 個人情報(住所、氏名、電話番号など)
  • 電話
  • メールアドレス

 「Gmail」などのフリーメールでもOK

ドメイン取得サービスの利用方法について詳しくは、次の記事をご覧ください。

»»» 【初心者向け】独自ドメインの取得方法を解説!サービス選びのポイントも紹介

また、おすすめのドメイン取得サービスを知りたい方は次の記事をご覧ください。

参考:ドメイン取得サービスおすすめランキング!根拠、比較表、サービス選びに必要な知識も紹介

共有ドメインの取得方法:無料ブログやレンタルサーバーを利用する

共有ドメインは、次のサービスを利用すると自動的に取得できます(何もしなくても良い)。

  • 無料ブログ
  • レンタルサーバー

取得するタイミングはサービスごとに違います。無料ブログはサービスの利用申込みが完了した時点。レンタルサーバーは正式契約した時点です。

無料ブログおよびレンタルサーバーは複数あります。代表的なものを紹介すると以下のとおりです。

無料ブログ

アメーバブログ(アメブロ)の公式サイト

出典:Ameba(アメーバ)

レンタルサーバー

XSERVER公式サイトのトップページ

出典:エックスサーバー

各サービスの利用方法は、公式サイトをご覧ください。


以上で当記事は終わりです。

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