SEOに最適なタイトルタグの設定方法【ポイントは3つ】
ブログ初心者向けに、タイトルタグのSEO効果を高めるために覚えておくべきポイント3つを、分かりやすく説明します。
»»» 関連:2021年|SEOに最適なタイトルタグの文字数【4/1更新】
1.検索結果での上位表示を狙っているキーワードを入れる
一つ目のポイントは、検索結果での上位表示を狙っているキーワードを、タイトルタグに入れることです。
たとえば、「ダイエット」というキーワードで検索されたときに、その検索結果の上位に自分のホームページを表示したいとします。
この場合ならば、タイトルタグに「ダイエット」というキーワードを入れます。
そうすると、「ダイエット」というキーワードで検索されたときに、その検索結果の上位に自分のホームページが表示される確率が上がります。
したがって、タイトルタグを設定するときには、検索結果での上位表示を狙っているキーワードを入れるようにしてください。
キーワードを入れることのSEO効果
次の記事は、「検索結果での上位表示をねらっているキーワード」をタイトルタグに入れることのSEO効果を検証した結果の紹介です。
»»» 関連:【検証】タイトルタグにキーワードを入れることのSEO効果
以上で、1.検索結果での上位表示を狙っているキーワードを入れる、は終了です。
2.検索ユーザーに伝えたいことを前半に書く
二つ目のポイントは、「検索ユーザーに伝えたいこと」をタイトルタグの前半に書くことです。
なぜかというと、ページタイトルが省略された場合に、「自分が伝えたいと思っていること」が検索ユーザーに伝わる確率が高くなるからです。
念のため言っておきますが、Googleの検索結果に表示されるページタイトルは、文字数が多いと後半部分が「…」と省略されます。
»»» 関連:2021年|SEOに最適なタイトルタグの文字数【4/1更新】
具体例
ここからは、具体例を使って「検索ユーザーに伝えたいこと」をタイトルタグの前半に書くことの意味とメリットを説明します。
たとえば、検索ユーザーに下記を伝えたいとします。
検索ユーザーに伝えたいこと
「無料ツールを使用したサイトマップの作成方法」を説明した記事
この場合ならば、次のようなタイトルタグにします。
タイトルタグ
無料ツールを使ったサイトマップの作成方法|SEO基礎知識
そうすれば、下の画像のように、検索結果に表示されるページタイトル文字数が全角20でも「検索ユーザーに伝えたいこと」がしっかりと伝わります。
タイトルタグの前半に書かなかった場合
一方、タイトルタグの内容を次のようにしたとします。
タイトルタグ
SEO基礎知識|無料ツールを使ったサイトマップの作成方法
この場合、Google検索結果に表示されるページタイトルは以下のようになります。
SEO基礎知識|無料ツールを使ったサイトマッ…
上記のようなページタイトルでは、自分が伝えたいと思っていることが、検索ユーザーに伝わりません。
ここまでの説明を読むとわかるように、タイトルタグを設定するときには「検索ユーザーに伝えたいこと」を前半に書くべきです。
以上で、検索ユーザーに伝えたいことを前半に書く、は終了です。
3.検索結果に多くの情報を表示したい場合は半角文字を使う
三つ目のポイントは、検索結果に多くの情報を表示したい場合は、タイトルタグの文字を半角で入力することです。
なぜかというと、半角で入力した文字は「全角0.5文字」として、Googleの検索結果で扱われるからです。
具体例で説明すると以下のとおり。
123456789-|: @ 全角6.5文字
123456789ー|:@ 全角13文字
したがって、検索結果に多くの情報を表示したい場合はタイトルタグの文字を半角で入力すべきです。
»»» 関連:2021年|SEOに最適なタイトルタグの文字数【4/1更新】
すべて半角文字にすればページタイトルが61文字表示される場合あり
念のため、タイトルタグの文字を半角にすると、検索結果で省略されない文字数が多いという証拠を紹介します。
それは、Google検索結果に表示される次のページタイトルです。
上記ページタイトルは全て半角で入力されています。そして、省略されずに表示されているページタイトルは61文字です。
同じ文章を全角文字で入力した場合、40文字以上表示されることは絶対にありません。
以上のことから、タイトルタグの文字を半角にすると検索結果で省略されない文字数が多い、という情報が正しいことが分かるかと思います。
半角でも全角でも入力できる文字
参考までに、半角でも全角でも入力できる文字の一部を紹介します。
それは、以下のものです。
スペース
半角…テ ス ト
全角…テ ス ト
記号
半角… -|: @
全角…ー|:@
数字
半角…1,2,3
全角…1,2,3
以上で、検索結果に多くの情報を表示したい場合は半角文字を使う、は終了です。
大原則:検索ユーザーの興味を引く内容にする
最後に、タイトルタグを設定する際の大原則を紹介します。
それは、検索ユーザーの興味を引く内容にすることです。
もう少しいうと、検索ユーザーの興味を引く内容にして、検索結果で自分のページをクリックしてもらえるようにすることです。
なぜかというと、検索ユーザーは、検索結果の上位から順番にクリックしていくわけではないからです。
そして、検索結果でクリックしてもらえなければ、「ホームページを作る意味」自体がないからです。
したがって、検索ユーザーの興味を引く内容にすることが、タイトルタグを設定する際の大原則です。
検索ユーザーの興味を引く内容
ちなみに、ここでいう検索ユーザーの興味を引く内容とは以下のものです。
検索ユーザーに「検索した目的を解決できそう」と思ってもらえる
記号を使って目立たせるのも効果あり
また、タイトルタグに【】などの記号を使って、検索結果で自分のページを目立たせることも効果があります。
なぜかというと、検索ユーザーは、検索結果を流し読みしているからです。
タイトルタグに使用できる記号
() 「」 『』 【】 ・ ~ − : | /
なお、タイトルタグに記号を使用しても検索順位に悪影響はありません。
以上で、大原則:検索ユーザーの興味を引く内容にする、は終了です。
参考:省略されて表示されない部分にもSEO効果はある
参考情報をして、タイトルタグを設定する際に役立つ知識を紹介します。
それは、検索結果で「…」と省略されているページタイトル部分にもSEO効果がある、ということです。
なぜ、そのように言い切れるかというと、下記実験をしたところ検索順位に違いがあったからです。
実験内容
省略されて表示されないタイトルタグ部分に、「都道府県名」がある場合と無い場合の検索順位を比較
使用した検索キーワード
検索キーワード:SEO 岐阜
岐阜 = 都道府県名
実験結果
都道府県名「岐阜」を入れた方が検索順位が高かった
上記の結果から、検索結果で「…」と省略されているページタイトル部分にもSEO効果がある、と言えます。
以上で、参考:省略されて表示されない部分にもSEO効果はある、は終了です。
おわりに
以上で、当記事の内容は終了です。
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Googleページタイトル「文字数」最適化ツール【無料】
上画像は、タイトルタグに設定した文章が、Google 検索結果で「どのように表示されるか」を確認するツールです。
とても便利なので、ぜひ、一度お試しください。下記リンクです。
ちなみに、私が作ったツールです(笑)。