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公開:2019年12月16日/更新:2023年5月14日

【初心者向け】503エラーの意味(発生する原因)、解決方法を徹底解説

503エラーのイラスト

503 Service Unavailable

の意味(発生する原因)、解決方法をわかりやすく説明します。

当サイトの管理人のイラスト
当サイトの管理人のイラスト

筆者:タケヨシ

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503エラーの意味(発生する原因)

大まかな意味:ウェブサイトを見ている人が多すぎる

ウェブサイトを同時に見ることができる人数には、上限があります。上限に達しているウェブサイトにアクセスをすると、503エラーが表示されます。

たとえば、ウェブサイトを同時に見ることができる人数の上限が4とします。そしてウェブサイトにアクセスしている人が5人とします。

この場合は次のようになります。

ウェブサーバー の同時アクセス数の制限を説明したイラスト
  • ウェブサイトが表示される人…4人
  • 503エラーが表示される人…1人

正確な意味:ウェブサイトにアクセスしている人が多すぎる

ウェブサイトが表示された人は、ウェブサイトとの接続が切れます(アクセスしていない状態になる)。

たとえばウェブサイトを見ている人数が5とします。そして下記状態とします。

  • ① ウェブサイトが、完全に表示された人…3人
  • ② ウェブページが、途中まで表示された…2人

この場合、ウェブサイトにアクセスしている人数は「②…2人」です。先述した大まかな意味と比較すると次のとおりです。

※ウェブサイトにアクセスしている数 = ウェブサイトを同時に見ている人数

ウェブサイトにアクセスしている数

  • 大まかな意味…5人
  • 正確な意味…2人

-

参考:ウェブサイトを表示するための作業
WEBサーバーソフトとクライアント(ウェブブラウザ)の関係を説明したイラスト

※ウェブサーバー = ウェブサイト

上記作業が終わるとウェブサイトが表示される。ウェブサイトとの接続が切れる。

ウェブサイトの表示速度が高いほど、503エラーが発生する確率が低い

先述したようにウェブサイトが表示された人は、ウェブサイトとの接続が切れます(アクセスしていない状態になる)。

ウェブサイトの表示速度が高いほど、ウェブサイトとの接続が切れる(アクセスしていない状態になる)速度も速いです。
したがってウェブサイトの表示速度が高いほど、503エラーが発生する確率が低いです。

※ウェブサイトの表示速度を上げる方法は後述

参考:同時にアクセスできる数を設定しているのは、ウェブサーバーの管理者

同時にウェブサイトとアクセスできる数を設定しているのは、ウェブサーバーの管理者です。レンタルサーバーの場合だと、レンタルサーバーの運営者です。

ちなみにレンタルサーバーの公式サイトでは、同時にウェブサイトとアクセスできる数を、次の言葉で表現しています。

  • 同時アクセス数
  • 同時接続数

参考:レンタルサーバーの同時アクセス数を調査|具体的な数値を発見!

503エラーの解決方法【2つ】

1. 同時にウェブサイトとアクセスできる数を増やす

先述したように同時にウェブサイトとアクセスできる数には、上限があります。上限に達しているウェブサイトにアクセスをすると、503エラーが表示されます。

したがって503エラーの解決方法は、同時にウェブサイトとアクセスできる数を増やすことです。具体的には下記作業をすることです。

レンタルサーバーの拡張機能を使う

一部のレンタルサーバーには、ウェブサイトを同時に見れる人数を一時的に増やす機能があります。下記参照。

「リソースブースト」は、突発的なアクセスの集中などに対し、最大3倍のアクセス
処理能力を実現する無料の機能(中略)即座に HTTP 503 エラーを回避することができます。

出典:さくらのレンタルサーバ、急激なアクセス増加に対応する「リソースブースト」機能 提供開始のお知らせ

同時アクセス数拡張は(中略)突発的なアクセス集中が発生した場合やアクセス数の急増が見込まれる場合に利用すると、アクセス集中時に発生する503エラーを発生し難くすることができます。

出典:同時アクセス数拡張について|ロリポップ

料金プランを高いものに変更する

一般的なレンタルサーバーの場合、料金プランが高いほどウェブサイトを同時に見れる人数が多いです。

参考:コアサーバーの同時アクセス数はプランごとに違う

レンタルサーバーを変更する

先述したようにウェブサイトを同時に見ることができる人数を設定しているのは、ウェブサーバーの管理者です。レンタルサーバーの場合だと、レンタルサーバーの運営者です。

参考:レンタルサーバーの同時アクセス数を調査|具体的な数値を発見!

2.ウェブページの表示速度を上げる

先述したようにウェブサイトの表示速度が高いほど、503エラーが出る確率が低いです。したがって503エラーの解決方法はウェブサイトの表示速度を上げることです。具体的には下記作業をすることです。

方法1.データ量を減らす

ウェブページに使われている画像やプログラムデータの容量を小さくします。
方法についてはインターネットおよび専門書をご覧ください。

方法2.レンタルサーバーの高速化機能を使う

一部のレンタルサーバーには、ウェブページの表示速度を上げる機能を提供しているところがあります。下記参照。

方法3.料金プランを高いものに変更する

一般的なレンタルサーバーの場合、料金プランが高いほどウェブページの表示速度が高いです。下記参照

ロリポップのベーシックプランはどの時間帯でも約0.035秒で表示が完了します。ロリポップの他プランや業界の同スペックプランと比べても、突出した速さと安定性を維持しています。

出典:超高速・高い安定性のベーシックプラン|ロリポップ!レンタルサーバー

参考:【初心者向け】ロリポップ料金プランの違い、プラン選びのポイントを解説!

方法4.レンタルサーバーを変更する

ウェブページの表示速度は、レンタルサーバーごとに違います。下記レンタルサーバーは「国内最速」といっています。

エックスサーバー

エックスサーバー公式サイトのメイン画像

»»» エックスサーバー公式サイト

-

ConoHa WING(コノハウィング)

ConoHa WING(コノハウィング)公式サイト「トップページ」

»»» ConoHa WING 公式サイト

同時にウェブサイトとアクセスできる数が、無制限のレンタルサーバー

下記レンタルサーバーは、同時にウェブサイトとアクセスできる数が無制限、と公表しています。

レンタルサーバー名 プラン
ロリポップ(LOLIPOP)のロゴロリポップ ・ベーシック
・エンタープライズ
»» 根拠 »» プラン解説 »» ロリポップ公式サイト
mixhost(ミックスホスト)のロゴミックスホスト 全プラン »» 根拠 »» プラン解説 »» ミックスホスト公式サイト
カラフルボックス(ColorfullBox)のロゴカラフルボックス 全プラン »» 根拠 »» プラン解説 »» カラフルボックス

参考:レンタルサーバーの同時アクセス数を調査|具体的な数値を発見!

参考:ウェブサイトとアクセスできる数を公表していないが、おすすめのレンタルサーバー

エックスサーバーの「スタンダードプラン」

エックスサーバー公式サイトのメイン画像
エックスサーバー公式サイトにあるプラン一覧表、スタンダードプラン、プレミアムプラン、ビジネスプランの概要が記載されている

»»» エックスサーバー公式サイト

おすすめする理由

↓ 503エラー関連

  • サーバー速度が国内1位
  • 月額1,000円以下のプランで、使用できるサーバー能力を保証しているのは、エックスサーバーの「スタンダードプラン」だけ

※使用できるサーバー能力を保証 = リソース保証。下記参照

エックスサーバーのリソース保証の説明
出典:エックスサーバーの特徴|エックスサーバー

»» リソース保証について詳しくみる

↓ 503エラー以外

  • レンタルサーバーにおける国内シェア1位
  • サービスが充実している
  • 評判が良い

参考:口コミ1年分をもとにエックスサーバーの評判を検証。メリット、デメリットも分析

エックスサーバー公式サイトはこちら

関連記事:エックスサーバーの料金プランを比較【初心者向け】に違いを解説。おすすめプランも紹介


以上で当記事はおわりです。

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